上越 タカマタギ山 (雪山)
2004.4.3〜4 岩間 みー(記)
今年スノーシューを買って2度目の泊まりの山行になる。
一緒に行こうと誘うが「スノーシューと一緒では嫌だ」と断れる。
日帰りができる山なので、当日朝山梨を出発し泊まりでいく事にした。
関越自動車道を北上していくと、谷川PAで谷川岳のトマノ耳とオキノの耳がよくみえた。
耳と名付けられたとおり、ちゃんと2つの耳がついている。
関越自動車道を湯沢でおり、毛渡橋あたりに車を止める。釣り人は何人かいた。
毛渡橋を渡ったところから左に入るが、雪はそこから除雪していない。
雪を積んだように見えるが、除雪しないと実際はこれだけ雪があるのだろう。4月というのにすごい雪。
ここからスノーシューをはく。電車の陸橋をくぐり林道を右にいく。
少し行くと5人くらいのパーティが休んでいた。「タカマタギですか?」と聞いたら
「平標新道を登り、平標へ1泊2日で行く」と言う。私には無理なコースだ。雪崩が怖そうだ。
「でも平標新道はこっちではないですよ。林道を左にいかないと」と岩間が教えていた。
私達は、スキーの跡が何本かある適当な尾根からから取り付く。
スノーシューは快適である。キックステップの必要がないので体力の消耗がすくない。
棒立山の直下の急坂では、左の急斜面には割れ目がはしっている。
スノーシューを脱いで、右よりのヤブを登り棒立山のピークにたつ。
すばらしい眺めである。少し下ったコルでテントを張る。
翌朝も快晴。今日もスノーシューで快調に歩くが、タカマタギの直下の急坂はスノーシューでは登れず
スノーシューをはずしツボ足になるが、突然の膝ラッセルが堪える。
頂上からの眺めはすばらしい。日白山・東谷山と続く尾根は美しく、いつか行ってみたいと思った。
下りもツボ足でしばらく下り、傾斜が緩くなったところでスノーシューをつける。
テントを回収し同ルートを下山する。
熊の湯に入る。300円でかけ流しだと思う。
湯沢で「へきそば」を食べる。2人で3・4人前用を食べ、当分ソバは食べたくないと思った。