谷川連峰東部 クロガネ沢出合〜蓬峠〜朝日岳〜白毛門〜土合
2008.07.19〜2008.07.20 堀内 久光 単独
一昔位前に 平標 〜 仙ノ倉山 〜 谷川岳 〜 蓬峠 〜 朝日岳 〜 土合 のコースを2泊3日で計画したが
天候不良 & 体調不良で蓬峠でリタイアした。目標の谷川岳よりも高い山が前後に在るのも嫌だ。
コッフェルを地面に置けばすぐに満杯に成りそうな土砂降りの雨中で水5ℓを背負うのも何か変?。
リベンジとして後半のコースの縦走を計画した。
2008.07.19
クロガネ沢出合(08:15)〜東俣沢出合(08:55〜09:05)〜蓬峠(11:30〜11:50)〜七ッ小屋岳(12:50〜13:00)〜清水峠(13:50)
林道の終点より蓬沢の右岸を行くが道はあまり良くないが、左側よりの支流が多く飲水の心配は皆無。
東俣沢出合より尾根に取り付きジグザグ゙登る。セミとウグイスの合唱が聞こえる。
1時間ほど登った平坦地で小休止を取る。木々の間から稜線も見えるが遠い。
樹林帯を出て笹原のトラバースになり、水量の豊富な沢で水3Lを確保するが、本当の水場はもう少し先にあった。
蓬峠の山荘の主人によると、今日は夕立は無いとのこと。蓬峠からは笹と下草が深く足元が判り難い。
清水峠の立派な小屋( 小屋と言うには大きい )は、JRの送電線監視小屋で一般の利用は不可。
避難小屋はもう少し先にあり、10人位入れる。小屋の裏側にテント数張り可能。
土合方向に旧道を水場に向かう途中の平坦地も設営可能。最悪は監視小屋の軒下を拝借。
避難小屋9名、テント2パーティー8名、軒下?名で割合賑やか夜になる。
夕方刈り払いの作業員が下山して行く。御苦労様です。チェンソーらしい音は刈り払いの草刈機の音だった。
土合側の水場を利用する場合には、50cm位のビニールホース又はテントのスペアポールの持参をお勧めします。
(水量が少なく、段差も少ないので樋の代用に)
2008.07.20
清水峠(05:00)〜ジャンクションピーク(07:35)〜朝日岳(08:00)〜笠ヶ岳(09:45〜09:55)〜白毛門(11:10〜11:30)
〜松ノ木沢頭(12:30〜12:45)〜土合(15:30)
反対方向からの縦走組の情報では朝日岳まで刈り払いが済んでいる。昨日と変り下草はうるさくないがブヨがうるさい。
防虫スプレーを使用しているので被害はないが1匹がまつ毛に絡まり絶命する。
ガスの切れ間から北方が望まれるが山名が確認出来ない。残雪が多い様子。
ジャンクションピークからは刈り払いが済んいる。
朝日岳までは大半が広い木道で、1〜2用のテントなら設営可能(水場は宝川温泉側に降る?)
朝日岳から笠ヶ岳間は、予想よりアップダウンが多い。
笠ヶ岳手前のコルでニッコウキスゲのお花畑に出逢い山頂目前にして小休止をとる。
笠ヶ岳の避難小屋の内部はきれいに整理されている。
白毛門の手前で左下の斜面の直下で、下降する大きな物音が聞こえる( 熊 ? )。前後のパーティーも立ち止まりしばらく様子をみる。
本峰東面の岩場も見えるがすっきりしない。白毛門往復のパーティーも多い。
白毛門からの降りは足場が悪く予想以上に時間がかかってしまう。
白毛門往復の予定を変更し松ノ木沢の頭より下山するパーティーもある。
七ツ小屋山より振返る縦走路 |
清水峠のJR送電線監視小屋 |
笠ヶ岳手前のニッコウキスゲ |
白毛門より縦走路を振り返る |
近世不良中年登山者気質 100-000/200-009/300-021