碧岩

  

西上州)碧岩・大岩

 

 

2007.10.22

天気:晴れ

 

 

             

      大岩

 

  朝7時に竜王町役場に集合して清里を通って西上州に向かう。

 長野県側から西上州に向かう大上峠は、集中豪雨の復旧工事のせいか日曜日以外は全面通行止めのようだ。

 人力では動かせないほど大きい石が道路脇に転がっていたりしたが、通行には差し障りなかった。

 

  碧岩の登山口の駐車場に車を停めて沢沿いの登山道に入るが、今秋の集中豪雨で山は荒れており

 特に、登山口入口あたりは杉の木が根っこから抜けて何十本も倒れている。杉は本当に根が浅い事がわかる。

 「三段の滝」までは遊歩道があったらしいが見る影もなく、沢靴を履いて沢の中を歩いていった方がずっと楽だと思う。

 「三段の滝」を巻く左岸の登山道にロープが張られているが、エイトノットの末端が殆ど出ていないので何時外れてもおかしくない。

 知らなければ怖くないが知っていると怖い。自分も以前は登山道にあるロープや鎖が安全でないと考えた事はなかったなあ。

  登山道が沢から離れると急登になる。

 急坂を登っていくと標高1000m辺りで「クリタケ」が出ており、キノコ採りモードになる。

 「クリタケ」の他にも「イグチ」が少しと「天然シイタケ」が収穫できた。

 車酔いでペースが上がらなかったのに付け加え、キノコ採りでますますペースが落ちてしまった。

  急坂を登って稜線に出ると、碧岩と大岩の分岐。ここにケルンが積んであるが赤テープはないので下山時には注意。

 まず碧岩に向かう。頂上にあがる最後にロープが束になってぶら下がっていた。

 できるだけロープに負荷をかけずに登ると頂上。思ったより頂上は広く展望もいいので昼食を取った。

 下りはシュリンゲで簡易ハーネスを作り、上から確保してもらってクライムダウン。最後の人は懸垂で下りる。

ゆっくりしすぎて時間がなくなってしまったので、慌てて大岩に向かう。

 こちらは最後が岩稜になり鎖やロープもなく高度感があって面白い。急いで歩けば往復30分少し。

 

  碧岩より鹿岳あたりの方が、集中豪雨が酷く道路も落ちてしまったそうだ。

 こちら方面の山に来る時は、道路情報や登山道情報を調べたほうがよいと思った。

  帰りの温泉は「どうせ超塩素風呂だろう」と投げやりに八峰の湯(松原湖近く)に寄った。

 露天風呂は塩素臭に耐えられなかったが、内風呂には源泉かけ流しの大きい湯船があった。

 山梨近辺は無臭無色の温泉が多いが、八峰の湯は少し白濁して匂いもあってなかなかのお湯。

 設備もよくて¥500とお奨めだけど、スキーシーズンは混んでしまうだろう。

 

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