表妙義 茨尾根から白雲山 (無雪期)
2003.10.10 阿井(同人渓と風)岩間 高本 みー(記)
昨年は丁須の頭と白雲山から東の部分を歩いたので、今年は西側に行く事にした。
鎖場がたくさんありトラバースもなかなかおもしろかった。
新人の高本さんにはハーネスを持ってくるように言う。
「必要になったらシュリンゲでハーネスを作ればいい」と岩間が言うが私はハーネスを持つ。
岩間も「ロープ出したらビレーをしないといけないのか」とハーネスを持っていく。
前日の夜、山梨を出発し天気は雨。妙義温泉近くの駐車場の東屋にテントを張って泊まる。
日朝、霧。中之岳神社の駐車場に車を移動し茨尾根に向かう。紅葉には少し早い。
一般道が終わり、たっている岩場が出てきた。岩も鎖も濡れて滑る。
阿井さんと岩間はよじ登っていったが、高本さんと私はロープを出してもらい引上げてもらう。
ここを登った所に「装備がないと危険です。」と看板があったが登る前にあった方がいい気がする。
その後はしばらくロープを必要とせず進む。今日はガスで下が見えないが、天気が良ければ高度感あるだろう。
東岳を過ぎ下りに鎖場が出てきた。岩も鎖も滑るので懸垂することになる。
阿井さんはハーネスを持ってこなかったので、シュリンゲでハーネスを作る。
バリエーションを何十年もやっている阿井さんには何でもない事だが、ハーネスが太ももに食い込む姿が痛々しい。
その後、連続4回懸垂した。
下りが終わり相馬岳に向かい歩いていると、ガイドがロープにお客さんを4人つなげて歩いてきた。
妙義神社から縦走してきたそうだ。そうこうしているうちに相馬岳に到着した。
昨年も相馬岳から中間道への下りは、鎖に頼る事なく降りる事ができたが、今年は鎖に頼って降りた。
このコースも天気が良く岩が乾いていたら、もう少しロープを使わないと思うが・・・
中之岳神社駐車場に戻る中間道は以外とアップダウンが多い。
やっと石門に着くが、すごく大きくて自然にできたのが信じられない立派なものだ。
鎖を登って石門に上がれるが、今日はもう鎖はいらないと通り過ぎる。
とても楽しい山行だった。
帰りに公共の温泉にはいったが塩素の臭いがした。塩素風呂は温泉と名乗っていけないと
私は思うのだけれど・・・