行先 湯の丸山 山スキー(地蔵峠より往復)
日時 2017年3月12日(日)
参加者 細田(記)、吉田
吉田さんが別の会員から山スキーセットを借りることができたので、山スキーデビューということで、湯の丸山に行った。
ルートは地蔵峠からの往復。
湯の丸スキー場は地蔵峠を挟んで東西にゲレンデがあるが、メインは東側であり、湯の丸山のある西側ゲレンデはリフトが1本あるだけ。
峠から山頂までの標高差が400mくらいしかないので、今日はリフトを使わずに下から歩くことにした。
スキー場脇の林道をシールをつけて歩き始める。登山者のトレースがたくさんついている。
しばらく行くと、キャンプ場のある開けた場所に出る。
トレースはここから少し先の樹林に入っていくが、我々は地図を見て稜線の鞍部に登りあげることにし、植林の中を歩く。
北に向かって登ると、リフト終点のこぶから一段下がった鞍部に出る。
少し先に東屋がある。
ここから稜線を山頂に向かう。前方に登っている登山者やスキーヤーが見える。
湯の丸山東面は、こうして改めて見てみると、スキーにはなかなか適した斜面に見える。
ただ、リフト終点からの標高差が250mくらいしかない。
鹿沢からならそこそこの標高差になるが、下の方は藪が濃い。
牧場か何かの有刺鉄線が山頂に向かって続いており、完全に雪に埋もれていない。
これにだけ注意すれば、後は自由にルートが取れる。
吉田さんはデビュー戦なので、歩き方、ターンの仕方などを教えながら登っていく。
上の方に行くと、ところどころ雪面が固くなっているところがあり、少々難儀しているようだ。
今回借りている山スキーにスキーアイゼンがないので装着できず、ちょっと難しいかもしれない。
それでも、峠から2時間くらいで、石がたくさん出ている山頂着。
天気が良く眺めも抜群。善光寺平の向こうに北信や妙高の山が見える。
ちょっと風が強いので、下に降りてから休憩することにして、シールを外す。
当初は一本東面を滑ろうかと思っていたが、山頂でのんびりしているうちにまあいいやということになって、結局そのまま往路を戻ることにした。
この時期にしては悪くない雪で、斜面を選びながらゆっくり下っていく。
吉田さんが履いているスキーは、ファットではなく結構重さもあるので、新雪斜面になると沈み込むことが多い。
ゲレンデの経験しかないので、さすがにスムーズにとはいかず時々転んだりするが、特に問題なく下りてくる。
東屋でザックを下してお湯を沸かして休憩。
そこから下は、植林の中をキャンプ場まで滑り、往路を戻った。
途中で、ゲレンデの終点から来たと思われるスノーサイクルのパーティーに出会った。
湯の丸山は、山スキーフィールドとしての規模は小さいが、山頂往復に加えて東面を何本か滑るようにすれば結構楽しめるな、と思った。
タイム: 地蔵峠10:00 〜 湯の丸山山頂 12:00〜12:30 〜 地蔵峠 14:00
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