湯檜曽川:東黒沢 〜 ウツボギ沢 U
<行き先> 白毛門 H=1,720m
<山行日> 2010.07.18、19(海の日)
<メンバー> K野 M本(記)
<コースタイム> 駐車場〜東黒沢〜ウツボギ沢〜白毛門山頂 8:40
白毛門山頂〜登山道〜駐車場 2:00
海の日の連休を利用して、昨年の山行記録にもある東黒沢〜ウツボギ沢へ行くことになった。
一泊二日を予定していたが、男二人ということで一気に日帰りしてしまった。
沢の情景は昨年のみーさんの記録に頼り、行動のみを簡単に記すとします。
18日
9:10 白毛門登山口駐車場を出発
好天の中、駐車場には既に十数台の車があり、キャニオニングツアーの集団で賑わっていた。
前半は沢の水量が意外に多く、また滑りやすいので慎重に歩く。
後半の長いナメ歩きは心地よく、爽やかな空気の中を順調に登る。
12:50 鞍部
笹藪で多少迷うが、時々ある赤テープを頼りに下降点に到達する。
13:20 ウツボギ沢本流
周辺に残雪がまばらに残る狭い沢を下り本流に到着。
ここまで急ぎ足で来たため初めての大休止。
細流で昼食とし、ビールもここで飲んでしまう。
空模様が怪しくなり時間にも余裕がないので、25分ほどの休憩で
白毛門を目指し出発する。
15:00 雷雨となる
木陰に身を潜め小雨になると遡行を続けるが、雷雨は一向に止まらない。
沢幅は狭まり荒々し濁流となってくる。 大水を恐れながらも時間がないので登り続ける。
雷鳴轟く中、更に登っていかなければならないのが辛い。
17:00 白手門上部の登山道に到達
この辺りでやっと雷が遠ざかっていく気配を感じホッとする。
後は白毛門を経由して登山道を下るのだが、もう5時というのは
ちと遅くヘッデン歩きを覚悟する。
17:50 白毛門山頂
雨が上がり、空も明るくなり、大きな虹が現れる。
この時間まで雷雨に耐えた甲斐があり、すぐ目の前にカメラに
は入りきらないほどの大きな虹。 実にすばらし!
6時に下山を始め、遅くも8時までには駐車場に帰りたい。
20:00 駐車場に到着
予想通り8時に無事帰還。
夜道や雨には慣れていたが、雷の下をこんなに長く歩くなど想定外。ハードな一日となった。
K野さんは長時間の山行で腰痛をひき起こす。私は何度も転倒したのであちこちが痛い。
この夜は湯沢まで移動し、温泉とビールで体を癒した。
19日
腰痛や打撲が辛いので今日は沢登りはやめ、軽く信州霧が峰のハイキングとなった。
爽やかな空気、美しい草原と花々、展望もすばらしい。老若男女多くの人で賑わっていた。
半日のハイキングを終え帰路についたが、まだまだ登ってくる車で反対車線は渋滞していた。
終わり