奥多摩:ヨシスキ沢&ボウメキ沢 (沢登り) 4月26日(日) 岩間 田中 みー(記) |
下流部にはこんなところもあったのだが・・・ |
甲府を7時出発と遅いせいもあり、奥多摩湖に向かう道は(私達にとっては)交通量が多くて時間が掛かり、
その上奥多摩の淵も延々と走るので、お金と時間を掛けて遠回りをしただけになってしまった。
奥多摩湖から奥多摩周遊道路に入り、「都民の森」入り口の三差路脇の広い所に車を停めて出発。
周遊道路に沿って歩いていくが、バイクや車が多くて怖い。
15分くらい歩くと左にロッジ風の建物が見えてきて、その手前の沢がヨシスキ沢になる。
少し怖い思いをして周遊道路を歩いてきたが、この沢のすぐ手前に車を停められる広い場所があった。
橋の脇にある階段を上り、小道を歩いていくと小滝群の先で沢に降りる。
入渓してしばらくは時々ナメが出てきたり小滝もあって面白く、シーズン初めにはいい沢?と期待する。
釜を持つ4mの滝は、泳がないと取り付けないので右から巻く。
狭くて深い淵の先にある4mCS滝は下部がえぐれた滝で登れないので右から越える。
CS滝の先で二俣となって入小沢とボウメキ沢に分れ、左のボウメキ沢に入る。
ボウメキ沢に入って僅かの間は小滝やナメがでてきたが、すぐに長いゴーロになり飽きてくる。
右から沢が流れ込んだ先からは、水が全くないゴーロが延々と続く。
ゴーロは広く木陰も全くなく、白っぽい石の照り返しで、暑さに慣れていない体が軽い熱中症になってしまった。
頭がだんだん痛くなりクラクラしてきて休もうにも全く日陰がない。
途中からは水流がでてきたが相変わらず照り返しがきつく、4m涸滝手前でやっと岩陰で休む事ができた。
しばらく休むと頭の痛さがだんだん引いてきたので先に進む。
前日に雨が降ったので4m、8m涸滝にも水が流れていた。この滝からはナメっぽくて少し楽しめる。
最後の詰めは短く藪もなく三頭山直下の登山道に出た。山頂までは2.3分。
私はめんどくさいので山頂には行かず、トラバース道を通って蛸口峠に向かう。
登山道に出ると風は強く冷たくて寒かった。
峠からは奥多摩湖に向かう登山道が通行止めになっているが、沢靴だし補助ロープもあるので登山道を降りる事にした。
登山道は崩壊激しく降りられない状態ではなく、登山道を補修している状態であった。
今日は作業をしていなかったので通れたけれど、作業をしていたら通してもらえないかも。
登山道から周遊道路に出て周遊道路を歩いて戻った。
出だしは期待させる沢でしたが、途中のゴーロがあまりにも長い沢であった。
4月でこの暑さなので、夏に行ったら本当に辛いだろう。
帰りには飽きもせず上野原で酒まんじゅうを買って帰った。酒まんじゅうマップを貰うのを忘れてしまった。
<コースタイム>
都民の森入口(9:30)−入渓(9:16)−ボウメキ沢出合(10:48)−登山道(13:28)−都民の森入口(15:45)