南秋川 小坂志川 湯場ノ沢本流 −沢登り―
2007.7.7
天気 小雨
岩間 みー(記)
重箱の隅をつつくようにして、今年も南秋川にやってきた。
南秋川では湯場ノ沢は軍刀利沢と並ぶ人気?らしいので、たぶん面白い沢だろうと思った。
中央高速で上野原まで行き、あきる野方面に向かう。
笹平から小坂志川林道に入るが、秋川は水量が少ないので、車で走っていると沢が分かりにくい。
入渓となる橋も小さく欄干がないので通り過ぎてしまい、林道が右岸を走るようになり、これでは行き過ぎ。
橋のたもとにある小屋も壊れて、草むらにトタンが埋もれているだけで、よく見ないと気が付かない。
入渓となる橋の少し上流にある広場に車を停める。
本当にこんな小さくて暗い沢で間違えないのだろうかと、蜘蛛の巣を払いながらいくと
沢の左にコンクリートの四角い鉱泉跡口があった。
沢の上には葉っぱが生い茂っているうえ、天気も悪いので、沢は夕方のような暗さだった。
滝自体は、どれも簡単で直登できる。ナカの万六沢上の小滝が続くところは面白いと云えば面白かったが、あっという間にF3。
ここから先は倒木がうるさく、枝打ちされた小枝までが足に絡んでうっとうしい。
沢を詰めていくと、稜線近くで沢筋が斜面に吸い込まれていたが、周りを見渡すと、ガッチリついた踏跡がついていた。
下山は万六ノ頭から万六沢に下りようと思ったが、雨も降っているし、野イチゴの藪が痛いので登山道を下り、車に戻った。
なんだか、とても暗くて狭い沢だった。軍刀利沢は面白かったんだけど、ちょっと残念でした。
もう、秋川には来ないかもしれないと思った。
帰りには、上野原名物の酒まんじゅうを買って帰った。
ついでに「魚まん」も買った。まんじゅうの中に鮭の切り身が入っている不思議なまんじゅうだ。
(コースタイム)
駐車場(0:50)F3上(0:50)稜線(1:20)柏木野バス亭(1:00)駐車場