笛吹川 赤ノ浦川 滝ノ沢 −沢登り― 2007.6.30 天気 曇り 岩間 暁 みー(記) |
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今日はのんびり8時に石和役場に集合。大嶽山那賀都神社の駐車場に車を停める。
駐車場から30分ほど歩くと那賀都神社。この神社は古く由緒正しいようであるが、云われは知らない。
沢沿いに細長い神社の敷地を横切っていく。
少し前に、一つ下流の青笹川に入ったが、水量もそこそこあって沢自体はきれいだったので期待していたが
滝ノ沢とホトケ沢を分ける前から水量が少なく、がっかりしたが・・・
神社を過ぎて作業道のような道沿いに堰堤を越えて行くと、上流から釣人が下りてきた。
「釣れました?」と聞いたら「まあまあね」とうれしそうに答えてくれた。きっとたくさん釣れたに違いない。
堰堤を3つ程、越えると左から2:3の枝沢が入ってくる。
更に本流沿いの踏跡を歩いていくと、ナメ滝の上に造られた堰堤が出てきた。
この堰堤も踏跡沿いに越えていくと、ちょうど二俣のところに出た。
水量は二俣でさらに少なくなった滝ノ沢に入ると、すぐに廃屋があった。
竿を出しながら歩いていくと、ナメ滝が時々出てくるようになった。花崗岩のナメは白くて綺麗だ。
8m階段状の滝・7m二条滝は連続して現れ、快適に登っていける。
一旦河原が広くなり、ナメや小滝が途切れるが、また直登できる滝が連続するようになる。
竿を出しながらで進んでいないので、竿をたたむ。イワナはお腹がオレンジ。
直登できなかったのは20m大滝だけで、これは右のガレから簡単に巻ける。
最初は、水量が少なくガッカリして、「こんな沢選んでしまってゴメン」と思ったが、二俣の上は滝が連続してとても楽しい。
連続した滝群が終わると、沢はヤブっぽくなる。
すぐ左上に林道が見えた。青笹川から続く林道はここまで延びたのだ。この先どこまでいくのだろう?
最後に35分の薮こぎも嫌だし、面白い所は終わったようなので、林道に上がる事にした。
半日工程または竿を出しながらで楽しめる沢だ。釣人以外も、もう少し登られてもいいかな?と思った。
林道をしばらく歩くと重機の音がした。山を削って土をダンプに積んでいる。
山の中腹に付けられた林道から麓へと向かう立派な林道を新たに作っているそうだ。
更に林道を歩いて青笹尾根を下る。
青笹川の下流にも堰堤と堰堤の間に、数十mある魚道付きのスリット式堰堤を作っている。
どういう意味があるのか私にはわからないが、私達が知らない所で工事はどんどん進んでいる。
途中で拾った鹿の角 |
(コースタイム) 駐車場(0:30)那賀都神社(3:20)林道 (1:10)青笹尾根(1:10)駐車場 |