笛吹川源流:東沢釜ノ沢西俣〜甲武信岳

201年6月10日〜11日

 

雪稜)岩間 おっちゃん みー  記:北田

他) 鈴木

 

沢登りとしては今年初、三回目の沢になります。

先週はアイゼンとピッケルで雪の上を歩いていたので、準備の段階から変な感じです。

ウチの会4名とゲスト1名の計5名での沢登りです。

綺麗なトイレの駐車場を830頃スタート

西沢渓谷の大きな看板のある所から暫く歩いて入渓。

ほどなく綺麗な滑滝が出てきます。

沢としては初級らしいですが人気がある沢なので、まだ早いこの時期でも5名と2名の先行パーティに会いました。

魚留の滝に着く前の乙女の滝までに先行パーティを追い越しました。

私はいつも早いと言われるけど、うちの会も早いよね。

 

魚留の滝に着くと、人が居たので先行パーティ?と思ったらロープで下りてきた人でした。

ここで休んだ後、滝の左側を登りました。

最初の足の掛りが悪いけどガバで手が掴めるので、濡れた岩肌に足を置く事で上がる事ができました。

千畳の滑、両門の滝と順調に進みます。

両門の滝で東俣と西俣に分かれています。

東俣が王道ルートらしく、テン場で焚き木がなくなるそうです。

ウチの会は西俣へ進みます。

滝を左側から乗り越しますが、大した踏み後がなく石も不安定なので慎重に登ります。

石を後ろの人に落とさないか不安でいっぱい💦

ある程度上がると横にバンドがありますが、そこを進むと岩壁を横伝いにトラバースする事になるので上まで上がりました。

上がると沢へ下りる九十九折れの足場がありました。

無事に沢に戻りましたが、足元は滑なので下りたらスグに滝から離れます。

ここで滑ってコケたらシャレになりません。

 

暫く進んでテン場探し。

何箇所か候補を探してリーダーが広くて平らなところを発見。

5人用テントとタープを広げます。

ベテランばかりなので、あっという間に準備が終わりました。

薪も太さで綺麗に分けられているのを見て感嘆。

とても勉強になります。

ちなみにカワテと鋸は下山後スグにワークマンで買いました。

 

薪が揃ったら焚き火開始。

あっという間に火がいこりました。

これ関西弁らしく、炭が赤くなることを「いこってきた」「いこる」というのですが、また私だけアウェイでした

焚き火に甘々娘(トウモロコシ)とジャガイモ投入。

甘々娘が甘味を増してすごく美味しく、ジャガイモも皮がパリパリで最高でした。

デカイコッヘルに豚汁とご飯が用意され、シャウエッセンとピーマンを焼きながら宴会開始。

メインデッィシュの塩豚をご飯に乗せながら食べる頃には、酔いが回って眠たくなってきたので私は早めの就寝。

翌朝は片づけがスムーズに進み、予定より30分早い6:30出発。

最初の分岐に差し掛かる辺りで川の水が伏流となる。

しかし次の分岐に差し掛かる頃には再び現れた。

今まで沢歩き程度だったが、ここから尾根に上がるまでに何度か小滝を登る事に。

岩のほかに倒木など手掛かりがあるので、登る事は出来ましたが水が凄く冷たい。

恐らく雪解け水かと(>_<)

沢を詰める途中で尾根に上がり、水師に無事に到着。

日光にあたりながら冷えた身体を暖めます。

 

水師から登山道に合流し、甲武信岳ピークに1130頃到着。

小屋に寄った後、徳ちゃん新道の登山口に1445頃着。

無事下山出来ました。

この沢が人気あるのがよく分かりました。

歩いていて変化があって、滑滝が綺麗で飽きない。

詰めると登山道に当たるから下山しやすい。

また行こうと思います。

 

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