日向山:ヤチキ沢

 

201年6月

 

おっちゃん M浦  記:みー

 

 

ゲート(7:45)−(10:12)遡行終了−トラバース−(10:32)北東尾根−(12:23)ゲート

 

小さな沢であるが、以前アイスクライミングで行った時に下降で沢筋に引きずりこまれ嵌まった沢。

是非、嵌らずに降りてみたいと参加した。

 

韮崎運動公園に集合し、サントリーの工場沿いの林道を進む。

途中からダートになり、ゲート前が広場に車を停めた。

ゲートから3つ目の沢がヤチキ沢。出合から既に源頭のようだ。

花崗岩の白さで小さいが明るい沢で傾斜のゆるい階段状の小滝が延々と続くが、いずれも脆い。

 

F1を登ろうかと思ったが、水の冷たさと脆さにあっさり負けて巻く。

細田さんがトイ状の小滝を登ろうとしたら、一抱え程ある岩がごっそり剥がれ、その後は3人ともかなり慎重になった。

 

F2は登るの大変そうと思ったが、近づいて見ると左手岩壁の基部を楽に巻けた。

しばらく大きな一枚岩のナメになっている。

 

1240mで沢は二俣になり、左俣は5mくらいの滝で出合い、沢床が低い右俣に入る。

2段のF3は、左上に岩が見えていたようなので私が右から巻こうと言ってしまったが、一段登ってから左から巻くのが正解だったようだ。

 

トヨ状の滝をはロープを出して登り、やっと沢登りらしくなるが、すぐに水がなくなったので、

登山道のような獣道を利用してどんどんトラバース北東尾根に出た。

日向山山頂に行こうかと話が出たが、それより早く下山して天然かき氷を食べに行こうと言う話になった。

 

1350mのピークから下山するより、1221mピーク手前の尾根の方が明確なので、少し遠回りにはなるが、後者を選択。

地形図では表示され切れない小さい尾根に引きずり込まれる前に、オッチャンの読図で回避。

オッチャンと歩くと勉強になる。

最後は懸垂で林道に下りて、白州道の駅にかき氷を食べに行った。

 

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