行先 川苔谷・逆川 日時 2016年7月31日(日) 日帰り 加者 細田、吉田、小川 |
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今年は会に新人が入ってきたので、一緒に行けると良いな、と思い、逆川を計画した。
小川さんが参加してくれて、一緒に行くことができた。
今回は、車で現地入りし、鳩ノ巣駅の駐車場に車をデポした。ここから奥多摩駅経由川乗橋までは公共交通で移動。
情報として整理しておく。
・鳩ノ巣駅の駐車場は、6:40到着時は数台。7:30でもまだ余裕あり。真夏なので混まないのかもしれない。
・奥多摩駅近くの町役場横の駐車場は、8時前に満杯。タイムズになっているのでオンラインで状況把握が可能。
氷川キャンプ場はチェックせず。
・川乗谷林道の入口のゲートは、閉まっているが施錠してなく、鎖をほどけば開けられる。
今回事前に東京都に確認したが同様の回答で、車が入ることはできる。
・川乗谷林道に入れれば、下降点のあたりで駐車スペースは見つけられるだろう。
入れないと、日原林道への駐車は困難。したがって、林道に入れるかどうかは、車でのアプローチの場合重要になる。
朝5時に甲府発。柳沢峠を越えて奥多摩へ。渡したガイドの写真を見ていた小川さんから、「へつりに失敗すると泳ぐことに」の意味を聞かれて簡単に説明する。
鳩ノ巣駅に6:40着。車を駐車場にデポし、青梅線での移動になる。
その後、奥多摩駅発8:25のバスで川乗橋へ。林道を歩く。
ガイドに「カーブミラーが目印」と書かれているが、今ではカーブミラーがたくさんあって目印にならない。
切り通しの次の左カーブで、路肩にスペースがあるところが下降点である。
踏みあとは明瞭だが、目印のテープなどはなかったように思う。
他に数パーティが来ており、一緒に準備。小川さんに貸すことになっていた予備のハーネスを私が忘れてしまい、とりあえず、私のハーネスをつけてもらう。
踏みあとをたどって本谷に下り、少し上流で右から入るのが逆川である。そのまま入渓。
すぐに、3m、7mの2段の滝になる。3mは問題なく登り、7mは先行パーティが抜けるのを待って、ロープを出して左の壁を登る。
一応壁なので、ハーネスを返してもらい私がつける。リングボルトでピッチを切り、ハーネスをロープにつけて投げ下ろす。
念のため、もう一ピッチロープをつけたまま上がり、終了。
ちょっと要領が悪くて、時間がかかってしまった。
石がごろごろしている中を歩いていく。小川さんは沢は初めてとのことだが、登山自体の経験は長く、沢タビで歩くのは全く問題ない。
そのうちに、滝が3つ連なっているところにきた。最初は釜をもった2m。
「壁をへつって滝にとりついて登ればよい」という話をして、小川さんが挑戦したところ、途中で「あっ」という声とともに、釜にドボン。
ガイドの説明通りになってしまった。
吉田さんは最初から泳ぎ。小川さんは再度へつりに挑戦するも、「飛び込みまーす」
でまたもドボン。
出口の4mは、左側にシュリンゲが残置されており、面倒なのでこれを使って登る。泳ぐほどの深さはなかった。
その後は順調に進む。右から支流が入るところにある大岩はすぐにわかった。その先
で、二股になり、左に入る。右は大ダワ沢で滝がかかっている。
トイ状3段10mの3段目のトイ状を突っ張りで登っていた小川さんが滑って落ちた。
私が代わりに上って、念のため腰がらみで2人を確保。
小川さんはちょっと右ひざを痛めた模様。
ウスバ林道下の10mは登らず、左から巻いて林道に出た。ここで大休止とし、湯を沸かしてカップヌードルを食べる。
時間が遅くなってきたし、小川さんの膝の調子があまり良くないようなので、ここで
遡行を打ち切り、鳩ノ巣駅に下山した。
丹波山村で温泉に入り、柳沢峠を通って甲府に戻った。
逆川は、適度に楽しめる沢で、新人山行にも向いていると思う。