水上 夜後沢 日時 2015年10月12日(月) 参加者 岩間 みー(記録) |
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折角の秋の3連休は中日の天気が悪く、日帰りの沢になった。
前日に水上の道の駅で車の中で寝て、朝6時に起きた。
車で藤原湖に行き、夜後沢の出合の広場に車を停めた。出合から見た夜後沢は、暗くて陰鬱な雰囲気だ。
大滝見物ように付けられた右岸沿いの荒れた遊歩道を歩いていく。沢は暗いゴルジュが続く。
大滝を越えて少しすると、左から枝沢が入ってくると沢は明るくなり穏やかになりナメが出てくるようになったので沢に下りた。
禁漁時期なので、イワナものんびり泳いでいる。
ブナやミズナラの林は明るく、釣り人がたくさん入るのか杣道がしっかりついている。
沢のきれいだが、キノコがたくさん出ていて、やっぱり採りたくなってしまった。
シロナメツムタケ、ムキタケ、ナラタケ、クリタケ、ブナハリタケ・・・
岳人で見た記録からは、ナメがわずかしかない感じであったが、断続的にナメが何度かでてくる。
増水している訳ではないのに、川幅いっぱいに流れるナメは素晴らしい。
途中にはトポになかった8mくらいのナメ滝があり、左から登った。
二俣を左に入るとすぐに、壊れた造林小屋がある。その後はナメはなくなり、平凡な沢になる。
次の二俣を右に入る。鹿俣山に突き上げる本流はヤブがすごいらしいので右の枝沢に入ると、ネマガリにツルや倒木は絡み合ってなかなか進めない。
標高差で30mくらい登ると沢は開け、ネマガリは細くなりツルや倒木もなくなった。
沢型がなくなったところで、南南西にコンパスを合わせどんどん歩いていくと登山道に出た。
登山道は明るく、とくにブナ平は明るく静かで時間が止まったようなところだった。
あとは登山道を歩き、林道に下りて藤原湖畔の道に出た。林道をショートカットする道はもう廃道となり見分けられなかった。
長沢橋のバス停から夜後沢の出合まで15分程度だった。
ナメとキノコと紅葉は素晴らしかったが、上越の沢にしては変化が少ない沢であった。
<コースタイム>
夜後沢出合(6:58)−(7:45)入渓―(9:15)最初の二俣―(11:28)登山道―(14:16)夜後沢出合