雲取山:青岩谷 2015年6月13日(土)〜14日(日) メンバー 岩間 みー(記) |
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6/13 曇り
林道歩きが長いため、なかなか行く事がなかった青岩谷に。
柳沢峠を越え、お祭りから後山川林道に入る。林道は片倉川出合で通行止めのため、ここから延々と歩く事になるが、日差しがないので林道歩きも辛くない。
青岩橋で身支度と整え、沢に下りる。
トポにはナメとかナメ小滝とか書いてあるが、先週行った雷沢(イカズチ沢)がナメ過ぎていたせいで、今日はナメとは感じられない。
それでも、青岩谷は奥秩父の沢らしく、薄暗く苔むした沢だ。沢は荒れていなくて倒木も少なく歩きやすい。
快適に越えていくと、25m青岩ノ大滝になる。大滝のすぐ右の急斜面のザレから大滝を巻く。
下から見ると、滝の落ち口近くに段状になっているところをトラバースして出られそうに見えたが、登ってみると段にはなっておらず、上へ上へとザレを登っていく。
途中で「なぜこんなところにフィックスがぶら下がっているんだろう」と思いながら登っていく。
トラバースは悪く、ロープを出して岩間が行く。フエルトシューズでの泥のトラバースはいやらしい。
トラバース先の木の根に切れたロープの結び目が残っていた。
高巻きから沢床に下りる時も、下部がザレていたため懸垂で下りた。
三条の湯から鍾乳洞経由で入渓した釣屋さんが、「以前は切れそうなフィックスがあったが回収された。」と言っていたので、誰かが安全のため切ったのだろう。
釣屋さんの入が減ったため、ボチボチ釣れるらしい。東京に近い沢であったので竿も持って来なかったのが残念であった。
その後は悪場もなく歩いて行くと、左に青い看板があり三条の湯と鍾乳洞を結ぶ道だ。(これも所々崩壊しているらしい)
魚留の滝を過ぎて右から枝沢が入るところに絶好のテン場があり、今日はここに泊まる事にした。
湿った木ばかりであったが、橋本式焚火で放っておいたら火がついて、だんだん燃え始めた。
今日はのんびりと16時から晩御飯。
この時期はやっぱり無駄に重いがトウモロコシ。焼肉、ミネストレーネと自家製のフランスパンで、焚火を見ながらゆっくり晩御飯を楽しんだ。
<コースタイム>
ゲート(9:40)−(11:00)青岩谷橋―(12:07)大滝下―(12:53)大滝巻き終わり−(14:23)テン場
6/14 曇り
昨夜、雨が降り朝の焚火は諦めていたが、小枝を集めて火をつけてみたらすぐに火がついた。
焚火で料理ができるのは便利だ。
昨日残しておいたミネストローネにスパゲティーを入れて朝ご飯を食べ出発。
しばらく歩いていくと左から枝沢が入っているところにワサビ田跡があった。
もう一つ上の獅子岩谷から三条ダルミに向かって登る。小滝が続くがいずれもロープなしで登っていける。
ワサビ田跡が残っていて、小屋の残骸も残っていた。
水か枯れてから対して登らずに登山道に出た。
後は三条の湯経由で長い登山道と林道を延々と歩いて車に戻った。
帰りは松姫トンネルの偵察をしながら小菅の湯に入って大月経由で帰った。
<コースタイム>
テン場(8:44)−(10:20)獅子岩谷二俣―(10:47)登山道―(12:32)三条の湯−(14:30)ゲート