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木曽駒ケ岳:幸ノ沢 H23年 8月7(日) Akisan 岩間 田中 細田 吉田 外川 みー記 |
7月の連休以降の山梨は梅雨に戻ってしまい、連休以来、南アルプスはずっと見られなかったが、やっと今日、晴天となって南アルプスや奥秩父の山が見えた。
韮崎の合同庁舎に6時に集合し、伊那T.Cから権兵衛トンネルを抜けて、閉鎖された木曽駒高原スキー場に向かう。
福島Bコースの登山道はしばらく林道なので、スキー場の上の林道は荒れていたがゲートまで車であがった。
身支度を整え、もう少し林道を歩くと正沢川の支流の幸ノ沢が横切り、その先は登山道となる。
登山道が横切る上には堰堤があり、右岸からでも左岸からでも堰堤を越えることができ、その上から遡行が始まる。
岳人に載っていた通り、花崗岩の美しい沢で、次から次へと滝が現れ、遡行図があったとしても、滝だらけで滝を特定できない状態である。
特定できたのは逆くの字の滝くらいである。水流を浴びて正面から登るのが一番簡単。今回はザックの中に水中メガネが入ったままだったので、コンタクトが流れる心配もなく強気。
そのすぐ先の滝の巻きが少し悪い。偵察を兼ねて先に巻きに入った田中社長がフィックスしておいてくれた。
その上のトラバースが少し悪く、ロープを投げてもらってゴボウで通過し、最後はゴボウで沢に下りる。
初心者でも楽しめると記載があったが、1・2回でもロープワークをしていないと大変。
やがて3:2の二俣となり、どっち行こうかと悩んでしまった。
左俣が本流なのだが、地図を見ると少し上に毛虫マークがある。右と左と意見が分かれる中、岳人の記事のコピーを見たら、右俣にかかる滝の写真が載っていたので右俣に決定。
(後で調べてみたら、左俣からも行けて小屋下に出られるとの事でした)
この頃から雲行きが怪しくなり、ペースをあげる事となった。二俣から上は、ロープを出すような所はないが、これでもかというくらい滝が連続し、雷の音が遠くから聞こえる。
やがてゴーロのようになり、登山道が横切るので気を付けて登っていくと、右から木の橋のような登山道が下りてくる。
小雨が降り出したが、シャワーを浴びてずぶ濡れだし、樹林の中なので気にせず、登山道を歩いていく。
綺麗な避難小屋を通って登山道をどんどん下り、そのうち雨も止み、入渓点を通って車まで戻った。
国民宿舎(天神温泉)が少し汚いけど¥500で入浴可
<コースタイム>
車止め(8:34)−(9:05)入渓点−(10:54)二俣−(12:43)稜線―車止め(15:15)