中津川 小若沢
(アイスクライミング) 2012/2/11 晴れ
朝6時に起きて、雁坂トンネルを抜けて中津川に向かう。
交番の横の駐車場に車を停めて支度をする。
交番前の立派な施設は、冬期休業であるが、トイレだけは暖房も入って温かい。
9時過ぎに駐車場を出発し、本流に沿って林道を少し歩き、堰堤上の凍った河原を横切って対岸に渡る。
小若沢は隣の滑沢に比べて水量も多く、水が流れていて凍っているような形跡がない。
古い堰堤を越えようとするが、両岸は逆層の岩のため、
少し戻って左岸から大きく巻いて、最後は短い懸垂で沢に下りる。
相変わらず沢は水が流れているので、引き返して滑沢に行こうかと話しもでるが、
せっかく堰堤も越えてきたので、そのまま遡行することにした。
少し歩くと凍った小滝が出てくるようになったが、先日の雨のせいか結氷が甘く、小滝が凍っていても滝つぼが凍っていないので、なかなか気を使う歩きとなる。
小若沢は簡単な小滝が続き、しっかり結氷していたら快適に遡行ができるだろう。
やがて、右岸に立派な滝が出てくるが、対岸から見ると、支点が取れそうなく氷が終了している。
その先にはツララの垂直滝が掛かっていたが、こちらはとても薄い。
滝つぼに気をつけながら、水っぽい小滝をいくつか越えていくと、左から第一ルンゼが入る。
第一ルンゼの出だしの滝も少し薄いつらら状であった。ちょっと登れそうにもないので、少し休んで同ルートを下降する。
懸垂のための立ち木には不自由する事なく何度か懸垂をし、そのうち一回は腰を強打してしまい、古い堰堤も懸垂して下り、駐車場まで戻った。
駐車場に戻り、14時過ぎに戻ると、対岸の滑沢のF1で遊んでいる人達が見えた。