八ヶ岳 三叉峰ルンゼ〜石尊稜下降
(アイスクライミング) 2012/1/8〜9 晴れ
1/8 晴天
日曜日にゆっくり家を出て、赤岳鉱泉にむかう。
この連休は営業小屋がある八ヶ岳は大盛況で美濃戸口の駐車場もほぼ満車。
美濃戸まで車で入るが、駐車場はいっぱいで「やまのこ村」に車を入れる。
「やまのこ村」では駐車場のポイントカードをくれた。これがなかなか面白い。
トイレの中に、「ネットで駐車料金500円引きチケットを入手できます。」と書いてあったので次回は使おう。
2週続きの山行となり、荷物が重く感じる中、シエスタが堰堤まで車で荷物を運んでくれると声を掛けてくれたのですっかり甘えさせてもらう。
赤岳鉱泉にテントを張り、ちょっとジョーゴ沢にバイルを振りに行って戻って、今日はジョーゴ沢に行ったチャンセンと落ち合う。
1/9 小雪
昨日の天気はどこに行ったのか?今日は朝から小雪が降っているし、昨日よりも寒い。
フィーフィーやらギアラックやら忘れてしまって、2人に甘えさせていただく事となる。
石尊稜の取付に向かうトレースが2股に分かれ、左に入ってしまう。
暫く歩くが、やっぱりオカシイという事となり、2股まで戻って右に入ると、間もなく見た事のある景色となった。
時間をロスしてしまい、やっぱり前日に偵察に行くべきだったと反省する。
ここから石尊稜への急な樹林を登り、まっすぐ行けば石尊稜、左下に見える三叉峰ルンゼに下降するとF1の下だ。
垂直のF1は、カチカチに硬く凍りチャンセンがリードする。抜け口がとても悪く、さすがチャンセン
F1を越えると、トレースは風と小雪で切れ切れになる。
全体的には傾斜が緩いが、氷は硬く、ところどころ傾斜が強くロープが欲しい。
小雪の中では、稜線も見渡せずに登っていく。一瞬ガスがとれた時に石尊稜が見え、もうすぐだったので稜線まで行くと、上部岩峰の下であった。
3人だと、どうしても時間が掛かってしまう。上に抜けるか下るかで、石尊稜を下る事にした。
今日は3連休の最終日で前日と違って天気が悪いので、石尊稜は1パーティーしか登らなかったみたい。
暫くはロープなしで下れたが、傾斜が強くなって何度も懸垂をしながら下った。
赤岳鉱泉に戻り、テントを撤収してヘッ電をつけて帰った。あ〜疲れた。
<コースタイム>
赤岳鉱泉(7:21)−三叉峰ルンゼ(8:43)―石尊稜稜線(12:14)−赤岳鉱泉(16:27)−美濃戸(18:54)