東沢:清兵衛沢

(アイスクライミング)

 

          

1/15(土) 晴れのち曇り

 

 

 岩間  みー(記)

 

                

        

 会社の水道管は今シーズン一度も凍っていないので最低気温はまだ低くないが、ここ数年になく寒い日が続いている。

東沢も凍っているかもしれないので、行ってみる事にした。

9時頃に西沢渓谷の駐車場に着いて下の川を見ると、氷のかけらもない春の沢って感じで、どこかに転戦しようかとかなり迷う。

これから日向山に行っても遅くなってしまうので、偵察だけでも行ってみようと出発する。

東沢の橋を渡ると東沢に向かって足跡がついて、渡渉に全く問題ないほど凍っていた。

どんくさい私は滑って尻餅ついてドボンする可能性があるので、アイゼンをつける。

ずっと沢沿いにいけるかもと期待したが、そこまでは凍っていなくて登山道にあがり、広場がある清兵衛沢に到着。

F1、まだリードできる状態までは凍っていなかったのでパスして、ナメを登っていくとF2。下から見ると大きい段々の滝に見えたが、実際はカリフラワーの滝だった。ナメを登っていくと2俣となる。

25mの滝は下から見ると簡単そうであったのでフリーで登り始めるが、結氷がまだ良くなくて、途中で一歩が怖くて踏み出せず、僅かな潅木とバイルでセルフをとり、岩間に先に行ってもらって上からロープを出してもらう。上が見えない時は、ロープを出すべきだったと反省。

その上の25m滝は、表面に水が流れていた。岩間がリードし、上部垂直部のツララは小雨が降ってくる状態だっため、垂直部は左から巻いて滝上に出る。

その後も小滝が連続するので尾根にあがらず、そのまま行くと、最後は氷のないトイ状の滝となり、アイゼンの前爪を引っ掛けて登る。

大休止をとった後に、急斜面を上がればすぐ鶏冠尾根の登山道に出られ、あとは下るだけ。

結氷はイマイチであったが、初めての所はやっぱり面白いと思った。

 

<コースタイム>

 西沢渓谷駐車場(9:25)−(11:05)清兵衛沢出合―(13:06)終了点―(14:36)駐車場

 

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