八ヶ岳 赤岳鉱泉アイスキャンディー・ジョウゴ沢?
2007.1.7−8 岩間 田中 みー(記)
6日(土)は甲府でも雪となる。ラッセルも魅力的だが先週の疲れもあるので、豪華な赤岳鉱泉に個室小屋泊。
おいしい食事は上げ膳据え膳、全館暖房でトイレも暖かい。個室は1室5000円追加でコタツ付き。
こんな猫みたいに堕落した生活をしていいのか?と自問自答を繰り返してしまうほど、快適な山小屋である。
1/7(日) 雪
前日から雪は積もり続けているが、林道を歩きたくないので美濃戸まで車で入る。
ドカ雪で、ここまで車で入ってくる人も少ないので、駐車代は取りに来なかった。
山小屋に着き、身支度を整えアイスキャンディーをする事にした。
残念ながら、これは小屋に泊まらないとできない。登録料500円。
今までアイスキャンディーには、あまりそそられる事はなかったが、
初めてアイスキャンディーをやったが、形状豊かで面白い。アイスは確実に進化をしている。
傾斜もあるし今まで登っている氷と違うので、慣れない私達は、すぐに手が張ってしまった。
登っても面白いし、見るのも面白い。特にハング越えは見ていて面白い。
登りこまないと登れない氷で、テクニック・パワーとも必要だ。
アイスクライミングもフリークライミングと同じように、山から離れてドンドン進化していくだろう。
私が行っているクライミングジムにも、フリーもアイスもするが山には全く興味がない人達もいる。
彼らの情熱と努力には頭が下がり、とてもかないません。
赤 岳 鉱 泉 ア イ ス キ ャ ン デ ィ ー |
バイルを離し、右手をシェイク |
慣れない引っ掛け、腕を引き付けてしまう |
1/8(祝) 曇りのち雪
昨日、知り合いのガイドさんから「深い所は胸ラッセルだよ。ジョウゴ沢は雪の下」
と教えてもらっていたが、久しぶりのラッセルだし予定通りジョウゴ沢に向かう。
登山道を登り、ジョウゴ沢の出会いに着くが、ここからラッセル。
だいたい腰くらいの雪だが、深い所は胸くらいある。ふかふかの雪で、なかなか進まない。
ジョウゴ沢出会いから1時間以上掛かり、F1に着くが、わずかに見えるのは氷ではなく岩。
F2も雪の中だろうし、結局、一度もバイルを持つ事もなく戻る事にした。
1時間以上かかった道のりも、トレースを辿って戻れば、わずか15分で出会い。
いくらも歩いていなかったのであった。
小屋に戻り、アイスキャンディーに行くと「スクール」の人達もいた。
上手な人の登りを真似て、できるだけ引っ掛けで登ると、昨日よりだいぶ楽だった。
本日の気温はー17度とか言っていたけれど、ドカ雪が降る前に寒くなって欲しかった。
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久しぶりのラッセルの私は、うれしいのか辛いのか |
たどり着いたF1は、こんな状態でした |
小淵沢の道の駅にある「延命の湯」¥600に入って帰る。
ここはろ過循環で塩素消毒はしていないようだが、サウナから塩素の臭いが強烈に漂ってくるのが欠点。
家に帰れば、みー猫が捕まえてきたスズメを散々いたぶったようで、部屋中にスズメの羽が散乱していた。