宮沢ロック   (クライミング)

  

2006.5.6     宇佐美 安川(記)

 

   5月6日、安川と宇佐美君でM沢ロックに行ってきました。

  正味1時間半で安川4本、宇佐美君は全てオンサイトで5本を完登することができました。

  昨年9月には無かったドライツーリングらしき痕跡が多数目に付きました。

   この岩場に訪れるたびに全体の風化も確実に進行しているようで、

  特に<チャンセン5.10a>のボルト1本目の付近や上部カンテの根っこ部分が

  秒読み段階に入っているようです。

  ドライツーリングの是非はともかくとして、入下山時の落石等も含めて十分に注意する必要があります。

 

 

 

<無名ルート5.9>

 

 

<ガンマ5.9>

 

 

<チャンセン5.10a>

 

 

 

ボルト1本目の打ち込まれたブロックそのものが剥離しかけています。

危険!ボルト2本目から3本目の間のガバも

ブロックごと剥離する可能性ありです。

 

宇佐美君 「これ大丈夫ですかぁ?」

安川   「うーん、ここからは見えないから、大丈夫だと言っておこう!」

宇佐美君 「はぁ。」

 

安川は次に登ってみて恐怖を実感しました。

確実に崩壊が進行している!

宇佐美君、精神的にも強くなったね!

 

 

 

  

 

<50肩はつらいぜ!5.10a>

 

 

 

 

<ムササビ君5.10c>

隠れた好ルート。

ここまで宇佐美君は5.9の2本、5.10aの2本をよどみなくオンサイトしました。

 

 

 

 

 

これも隠れた好ルートです。

下部のバランスのいるムーブと、上部のダイナミックなムーブとクライミングの様々な要素がちりばめられています。

 

宇佐美君は「取り付いた瞬間に後悔しました。」と感想を漏らしました。

しかし、宇佐美君は下部を粘りで克服し、上部はスムーズに、終了点クリップはぎりぎりでしたがなんとかオンサイトしました。

やっぱ、すごいや!

 

 

 

 

 

  ここまで、二人でまるでマルチピッチクライミングのようにほぼ休み無く登りつづけましたが、

  夕方の予定に間に合わせるためという理由で、

  安川は<ムササビ君>に取り付くことなく終了しました。おつかれさまでした。

 

 

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