タイ・プラナン クライミング 

 

2003.12.282004.1.4 岩間 みー(記)

 

  

  海外旅行に行きたかった訳で、クライミングに行きたかった訳ではありません。

 岩間が「普通の観光だったら海外旅行に行きたくない」というので決めました。

10Cを一本レッドポイントした程度だしフリーはあまり好きではないので、

オーストラリア人からタイのガイトブックを借りて、観光スポットを調べていきました。

 

 1日目。山梨からの成田空港直行バスが出るようになって便利になった。

夜中のバスで成田に向かう。今日はバンコクまで。

ホテルは空港と繋がっているアマリエアポートホテルなので便がいい。

カートを押してホテルに行く時、3回も「MAY I HELP YOU」と案内の人に聞かれた。

観光国だなーと感じた。バンコク中心街まで行って食事をする。

 

 2日目。国内線乗り場に向かうが、バス乗り場がわからず歩いて行こうとしたら

ここでも案内の人がいて、バス乗り場を教えてくれた。国内線でクラビーに行く。

さくらの人が迎えに来てくれた。リカンファームをここで済ませ「さくら」に向かう。

クラビーからライレイにボートで行く、ライレイが近くなり石灰岩の壁だらけだ。

1−2−3で登っているのが見える。ボートを降り、さくらで予約してもらったリゾートに行く。

もう3時近いが岩間はクライミングに行こうと言う。

乗り気でなく行ったけど日本でいう8・9・10aもごろごろあって、どれも長くて楽しい。

石灰岩に慣れておいたほうがいいと、事前に二子など4回ほど石灰岩に行ったのですが

全く意味がありませんでした。ジムの「がば」より「がば」です。ルートも三次元です。

もう少し登りたかったけど、暗くなりそうなのでバンガローに戻る。

料理もおいしい。海鮮バーベキューはすごくおいしい。かじきまぐろが気に入った。

 

 3日目。4日目。

辞書を片手に調べた観光スポットにも行かず、クライミングになる。

ファイヤーウォール方面に行って見る。

すごいコルネだ。悪魔の爪みたいのがボコボコ下がっている。

握るのにためらってしまうきれいなつららもある。すごいなー。

日本のストイックなクライミングとは違い、誰でも楽しいリゾートクライミングです。

 8や9が登れなくても、みんな堂々と楽しんでトライしています。

  お正月と言ってもそんなに混んでいる感じはしません。

 だいたい4人以下のグループが、登っては次に行き登っては次と言う感じで

 粘ったり、再トライするのはトンサイでやっている人達くらいです。

人気ルートは、次から次へと人が来ますが回転率がいいので大して待ちません。

昼時の吉野家みたいなものです。登りたいと言っておけばすぐに順番が来ます。

 

 夜は、泊まったバンガローでキングコブラショーをやってました。

 

 5日目。今日はレスト

タイマッサージに行く。時折プロレス技をかけられ気持ちいいです。

プラナーンのルートは長いので、ビレーで首か凝るので気持ち良かったです。

午後からシーカヤックに行くが、ほとんど岩間が漕いだはずなのに筋肉痛になってしまう。

全くレストにならなかった。クライミングでは筋肉痛にならなかったのに

 

 6日目。今日もクライミングですがシーカヤックで筋肉痛だ。

腰にぶら下げた蚊取り線香ホルダーが外国人には珍しいようで、今日も何人かに声をかけられる。

今日はどっかぶりで有名なトンサイ方面に行く。

私にリードできるのは1本だけなので、トップロープをかけてもらって登る。

 

 7日目。今日はバンコクに戻らなければならない。

11時頃までクライミングをして、名残惜しんでボートに乗る。

どうして日本はクライミングに対してストイックになってしまうのだろう。こんなに楽しいのに。

どうしてここは下手な人もこんなに楽しめるのだろう・・・・

 

 8日目。バンコクから成田へ

 

今回辛いもの食べたり、カクテルみたいなものを飲んで、ひどい下痢になりました。

お腹もいたくないし、熱もないし元気なのですが液体で白っぽいものが出てきました。

これは日本に帰っても続き、私は一生このままでは・・・と思い悲しくなりましたが

3週間ほどで直りました。

 

              クライミングの記録に戻る