乗鞍岳:猫岳

 

  

201//20-3/21

 

        岩間 みー

       

 

3連休は北アルプスを予定していたが、土曜日の天気が悪く予定変更となった。

以前、猫岳に4月に行こうとしたら乗鞍スカイラインは除雪作業が進んでいて、舗装された林道歩きになってしまい途中で下りてきた。

今度は3月なのでまだ除雪作業は始まっていないだろう。

 

3/20 霧

朝6時に起きて、家を出る。安房トンネルを抜けるが例年より雪が少ないのがわかる。

平湯トンネルを過ぎた牧場の近くの路肩が広くなったところに車を置いて出発。

スノーシューをつけて牧場の中の林道に沿って登っていく。

林道がなくなり踏み跡のようになったところを登っていくが、雪が溶けたところも多く、スノーシューでは避けきれない程の牛の糞がたくさん落ちている。

暫く雪が溶けた斜面を登っていき平な所に出ると、その上はずっと雪。

第3尾根にのり、快適にスノーシューで歩いていくと、だんだんガスが濃くなってきて周囲が見えなくなってきた。

夫婦松の駐車場は真っ白で、景色も全く見えなかった。

 林道は遠回りになるので尾根沿いに登り、2つ目のヘアピンカーブとぶつかった辺りにテントを張る。

山スキーの人は下りが早いので日帰りは十分可能だが、スキーができない私には猫岳まで行こうとしたら一泊したほうが無難だ。

やっぱりもう春だ、寒くないし、水も簡単に作る事ができる。

ミネストローネと自家製フランフパンを食べて寝る。

 

<コースタイム>

 路肩(10:15)-(12:07)夫婦松―(15;10)テン場

 

3/21 晴れ

今日は晴れで気持ちいい。

尾根沿いを歩き、大崩山に登る尾根に入る。スノーシューは快適だ。

大崩山を過ぎると段々ガスがとれてきて猫岳が見えてきた。スキーを担いで歩いたらしい足跡が一つあった。

猫岳の斜面はスキーができたら楽しいだろうな~と思う斜面だ。

上部が雪庇状になっているように見えたので右から回って山頂に出た。

山頂は素晴らしい眺望であった。

 下りは途中までアイゼンに履き替え、大崩山を経由せずに林道に向かって下った。

灌木帯に入ったところでスノーシューに履き替えた。林道を少し歩いて、登ってきた尾根に入りテン場に戻った。

テントを回収し、元来たトレースを辿って帰った。

 牧場の中はスノーシューを外し、牛の糞を踏まないように気を付けて歩き、フキノトウを採りながら車に戻った。

美濃戸口までの道も全く雪がなく、問題なく車で入る事ができた。

赤岳鉱泉も雪が少なく、雪がない地面の上にテントを張る事ができた。

かつ鍋を食べながらの久しぶりの宴会で楽しかった。

 

<コースタイム>

テン場(7:30)-猫岳山頂(9:07)-テン場(10:05)-路肩(12:50)

 

   

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