奥秩父 黒文字橋~樺避難小屋まで

 

201//242013/2/25

 

 

2/24 晴れ

埼玉側から雁坂峠に向かう登山道は、樺避難小屋から先で登山道は稜線を外れる。

稜線は密藪で歩けないかもしれないが、人が入りそうもない奥秩父の山に行く事にした。

雁坂トンネル・豆焼橋を過ぎ、黒文字橋の林道入口に車を停めようとしたら、道路工事中で車を停められなかった。

少し先の移転前の蕎麦屋の前に車を停めて黒文字橋まで戻って林道を歩いていく。

林道は雪が殆ど溶けているのでスノーシューを背負って歩いていく。

林道終点から登山道に入って40分くらいしからスノーシューをつける。

ここは東大演習林の中で、林業作業用のテープが巻かれているため、ピンクテープを登山道の目印だと思っていると、変な方に引きずりこまれてしまう。雪がなければ登山道は明確で迷う事もないだろう。

百葉箱を過ぎ、東大の黄色い丸い看板がある二俣を明瞭でない右に入り、稜線に向かって登っていくと岩道場となり、川又からの道と合流する。

岩道場から先は、笹が切り開かれて道はわかりやすい。

突出峠を過ぎ、雪が徐々に深くなってきた頃、綺麗な樺避難小屋に着く。

 樺避難小屋は柳小屋と同じ造りで薪ストーブがあるので、枯れ木を集めてストーブを付ける事にした。

沢の中での焚火と違って、煙が小屋の中に充満する。何箇所か窓を開けるが、やっぱり火は温かい。

ストーブがあるのでガスは使わずに晩御飯を済ませてしまった。

 夜は小屋の中にテントを張って暖かく過ごした。

 

<コースタイム>

蕎麦屋跡(8:46)-(9:00)林道入口―(10:25)岩道場―(12:05)突出峠―(13:13)樺避難小屋

 

2/24 晴れ

朝は少しだけ雪が舞った。

スノーシューをつけて登山道を登っていくと、地蔵岩手前で登山道は稜線を外れる。

予想通り、トラバース気味の登山道はやがて急斜面に吸い込まれて、登山道はわからなくなった。

稜線は奥秩父独特の密藪でとても歩く気にはなれず、引き返す事にした。

山頂まで行けなかったが、ストーブ遊びも満喫したので、早めに帰って今日中に片付けをする事にした。

下りも登りと同じあたりまでスノーシューをはいて帰った。

 

<コースタイム>

樺避難小屋(8:15)-(9:45)樺避難小屋―(12:45)蕎麦屋跡

 

 

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