高谷山

 

2012/3/11

 

 

<コースタイム>

登り

 桃ノ木温泉(9:15-12:28)高谷山

 

下り

高谷山(12:46-13:42)夜叉神峠登山口(13:52-15:04)桃ノ木温泉

 

 

 

今日は開拓の見物に行くつもりであったが週末に雪が降ってしまった。

荒ちゃんに「明日は開拓にいくのか?」と電話をしたところ、「他の人達は雪の中を開拓に行くらしいが、雪でどうせクライミングできないし山に行こう。」という話しになった。

夜叉神峠まで行けば、雪も十分あるから高谷山まで行く事にした。

 

翌朝8時にお迎えに行き、それから夜叉神峠に向かうと芦安のすぐ上で、除雪作業のために通行止めになってしまっていた。

予定を変更して桃の木鉱泉から高谷山に行くことにした。

桃の木鉱泉脇の古い標識から登山道に入ると雪のない急登で、そのうちビシャビシャの雪の急登が続く。

暫くいくと「桃の木鉱泉側に下りるより山ノ神方面に下る道の方がなだらかです。」と張り紙がしてあった。

(下る時に、山ノ神の登山口を探しながら歩いたがみつからなかった。鉄砲撃ちの話しでは標識はないけど、カーブが3つ続くところらしい。)

雪は徐々に多くなり、気温の上昇とともに木の上の雪が溶け出して首筋に落ちると冷たい。雪はやがて膝上となる。

細くなった稜線を歩いていくと、道が2つに別れ、左は「中池」と看板が出てくる。

地図を見ても「中池」などはないが、方向を確認して右の尾根に行く事にした。

最後の登りは、最近トレランしている荒ちゃんにエンジンがかかり、休む事なくお腹を空かしたまま高谷山山頂までラッセルをしていった。

 山頂に着くと「中池」と看板があったので、先程の二俣はどっちに行っても山頂に着いたようだ。

山頂付近では北岳や間ノ岳の各尾根も見え、なつかしい大唐松尾根もよく見えた。

ゆっくり休んでから夜叉神峠に下ろうとするが、股下ラッセルになってしまった。

下りも大変だ!と思っていたが、鳳凰への登山道と合流すると立派なトレースがついた高速道路であった。

夜叉峠に下りると、道路は綺麗に除雪されていた。

旧登山道を下っていくと、沢を挟んだ斜面では、猟銃を持った鉄砲撃ちの姿が見えて少し怖かった。

車道に出て、桃の木鉱泉まで歩いて戻った。

 朝7時に起きて遊びにいったにしては、楽しい一日となった。

 

 

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