上越 タカマタギ山 (雪山) 

2004.4.34   岩間 みー(記)

 

   今年スノーシューを買って2度目の泊まりの山行になる。

  一緒に行こうと誘うが「スノーシューと一緒では嫌だ」と断れる。

  日帰りができる山なので、当日朝山梨を出発し泊まりでいく事にした。

   

関越自動車道を北上していくと、谷川PAで谷川岳のトマノ耳とオキノの耳がよくみえた。

  耳と名付けられたとおり、ちゃんと2つの耳がついている。

  関越自動車道を湯沢でおり、毛渡橋あたりに車を止める。釣り人は何人かいた。

 

   毛渡橋を渡ったところから左に入るが、雪はそこから除雪していない。

  雪を積んだように見えるが、除雪しないと実際はこれだけ雪があるのだろう。4月というのにすごい雪。

  ここからスノーシューをはく。電車の陸橋をくぐり林道を右にいく。

   少し行くと5人くらいのパーティが休んでいた。「タカマタギですか?」と聞いたら

  「平標新道を登り、平標へ1泊2日で行く」と言う。私には無理なコースだ。雪崩が怖そうだ。

  「でも平標新道はこっちではないですよ。林道を左にいかないと」と岩間が教えていた。

   私達は、スキーの跡が何本かある適当な尾根からから取り付く。

  スノーシューは快適である。キックステップの必要がないので体力の消耗がすくない。

棒立山の直下の急坂では、左の急斜面には割れ目がはしっている。

スノーシューを脱いで、右よりのヤブを登り棒立山のピークにたつ。

すばらしい眺めである。少し下ったコルでテントを張る。

 

 翌朝も快晴。今日もスノーシューで快調に歩くが、タカマタギの直下の急坂はスノーシューでは登れず

スノーシューをはずしツボ足になるが、突然の膝ラッセルが堪える。

頂上からの眺めはすばらしい。日白山・東谷山と続く尾根は美しく、いつか行ってみたいと思った。

 下りもツボ足でしばらく下り、傾斜が緩くなったところでスノーシューをつける。

テントを回収し同ルートを下山する。

 

   熊の湯に入る。300円でかけ流しだと思う。

湯沢で「へきそば」を食べる。2人で3・4人前用を食べ、当分ソバは食べたくないと思った。

 

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