光岳&聖岳(畑薙ダムから周回)

20179/30101

北田 単独

 

畑薙ダム400900茶臼岳→1300光岳→1700茶臼小屋(冬季小屋泊)

430530上河内岳600900聖岳9101015聖平小屋→1330林道→1630畑薙ダム

 初の南プス南部
当初予定では荒川三山(悪沢岳)か赤石岳までを目論んでいましたが、全然無理でした。
 会社の業務が押した事と道路の夜間工事のために大きく迂回する事になり、畑薙駐車場へ予定より二時間遅れの深夜1時着。
睡眠を少しでもとるため330起床、400スタートしました。
暗闇の沢道とトラバースでスピードアップ出来ず。
 横窪沢小屋に着くとラベンダーの様な花の香りがして、とても癒されました。
ここでトイレと衣服調整をするが既に汗だく。
 その後、茶臼小屋を経由して稜線に上がると風が冷たく、一気に体温を奪われる。
富士山を眺めながら、冷えた身体を温めるため身体を動かすが風で冷やされて暖まらず。
茶臼岳を越えて稜線を過ぎ、樹林帯に入って風がなくなると、次は陽射しの暑さにやられる。
寒いんだか暑いんだか……
樹林帯の中は道が細くて、細かいアップダウンの繰り返し。
こりゃスピード上げれんわ。
 光小屋の手前にある水場でお昼休憩。
他のハイカーと雑談で盛り上がる。
 13時に光岳に着いて、10m横の展望台で景色を堪能。
光岩らしきモノが見えたので、それで済ます。
光小屋で本日2回目の用を足して次へ急ぐ。
 この時点で計画より2時間オーバーしていたので、どこで泊まるか考える。
寒いの避けたいので出来れば聖平小屋、せめて茶臼小屋に計画変更。
兎岳小屋なんて到底ムリ。
易老岳あたりの登り返しで疲れてヤル気なくす。
 茶臼小屋の冬季小屋に17時過ぎに入る。
工事中で入れるか心配したが、寝る場所は確保されていた。
工事のお陰で明りがあって大助かり。
アルミで寝るのはコリゴリなので夏用寝袋にカバーとダウンで快適に就寝。
快適すぎて寝過ごす。

 

翌朝430に小屋を出発して聖を目指す。
途中の上河内岳でご来光を堪能。
富士山からのご来光を見るのは初めてでした。
ややダイヤモンド富士でしたが、晴天でのご来光はいつ見ても素晴らしい。
 どこまで行けるか進むが、聖平からの上りは疲れた身体には堪える。
ペースは上がらず、聖岳ピークに9時着。
景色に癒されるも、自分のペースと帰る時間を考えて下山することに。
時間的に茶臼小屋を経由した方が早く畑薙に着きそうだが、通っていない聖平から林道へ下山する。
聖平小屋から林道まで比較的歩きやすく、1330には林道に着いた。
そこから林道を3時間あるいて畑薙駐車場に無事に着いた。

 初めての山域でしたが、登山者が多いから歩きやすいだろうと勝手に思っていたのが良くなかったです。
結果的には光岳と聖岳を周回するなら易老渡からスタートした方が良かったのですが、初エリアなので山容を把握する事が出来ました。
結果オーライ
 終始晴天に恵まれ、フラストレーション解消の4週連続の最後に相応しい良い山行になりました。
これでスッキリサッパリした!
後はフルに向けてランに打ち込もう( ´
)

無雪期の記録に戻る