行先: 扇沢から針ノ木峠往復
参加者: 細田、山崎
5月29日(土)
今季最後のスキーで蓮華大沢を目指したが、時間切れで針ノ木峠までとなった。
甲府を土曜の朝発。天気が読めないが、とにかく行ってみることにする。
甲府から松本までは山に雲がかかっていたが、扇沢に着いたら稜線が見える。予定通りに出発。
情報では先週は林道終点まで雪がつながっていたとのことだが、その後の大雨でかなり融けた模様。
大沢小屋までで何度か藪こぎ、小屋下の堰堤は真ん中の雪が割れて流れが出ている。蓮華大沢は雪がつながっていた。
シールで黙々と登る。どう見ても我々がしんがりだ。
晴れたり曇ったりの天気だが、暑くなくて快適。
沢が左に折れて山頂が見えるところで一本。
結構人が入っている。もう下りてくる人もいる。つぼ足の登山者もいた。30分近く休んで出発。
峠が近づくにつれ、傾斜が増してくる。雪が緩んでずれてスキーが滑り、結構テクニカルな登りになる。
山崎さんは途中で担ぎに切り替えたようだ。
先行して峠に到着。展望が開ける。残雪のコントラストが鮮やかだ。きれいだなー。
ほどなく山崎さんも到着。もう1時を過ぎており、蓮華大沢は今回はキャンセル。
峠から下ることにして、ゆっくり休む。
下りは、一本左の谷に入る。素晴らしい斜面だ。でも、あっと言う間。山スキーは刹那的だ。
谷底に下りてからは、雪面も荒れてくる。もう人も少なくなった中、落石に注意しながらゆっくり下る。
蓮華大沢出会いを過ぎてもしつこく滑る。最後の歩きは短かった。扇沢周辺は新緑が素晴らしかった。
山崎さんは蓮華大沢を逃したのがくやしいらしく、リベンジだ、と言う。
来年は泊まりで来て、マヤクボカールと蓮華大沢を滑りましょう。
扇沢8:45 − 針ノ木峠 12:50〜14:00 − 扇沢16:00