奥多摩  鶴川流域)大久保沢

       −沢登り― 

 

  2007.5.26

        天気  晴れ  

        岩間  みー(記)

 

 

 

 

  前日の午後の天気予報から「明日は晴れ」というので、急遽、大久保沢に行く事にした。

 高速で上野原まで行き、小菅方面に車を走らせる。初戸の集落から細い道に入り腰掛の集落に向かう。

 この先に本当に集落があるのか?と思うような細い道だ。腰掛の集落の少し手前の広くなった所に車を停める。

 

  一人通れるくらいの細い道を、民家の中というのか脇を通って本流に下りるが、すぐ上流が大久保沢出会。

  F1は、釜に使ってシャワークライムをする気になれなかった。右から簡単に巻ける。

 大久保沢は両岸の斜面が急なので、少し暗い沢であるが水量に比べて深く、

 菜久保沢との二俣を過ぎるまでは、何度も股下まで水に入る。

 ヤマメがいるというので菜久保沢の少し先まで、岩間は竿を出しながらいく。

 アタリはあるが、一向に釣れない。すれているのか小さいのか。

  この先は沢が分かれる所がないので、特に気を付ける事もなく進む。

 簡単に登れる小滝がいくつもあって、なかなか快適である。

 途中で沢が2つに分かれるが、間もなく合流する。わさび田の跡のような段々になった所で一休み。

 頭上を通っている取水パイプを過ぎる。

  水量はどんどん減って「本当に4段30mの滝はあるのか?」と思う頃、やっとF4。

 下部を少し水に濡れながら登り中段に出る。中段にあった倒木に、早くも「ヒラタケ」が出ていたので、ありがたく頂く。

 上部の滝はシャワーを浴びて登る気にはなれない。左の傾斜が緩い段々になった岩は簡単に上がれる。

  F4を過ぎると、すぐに水はなくなってしまう。

 本流沿いに枯れ沢を登っていく。二俣っぽいところは左に入り、

 さらに登ると沢沿いと左の尾根はツルのヤブになっているので、右の尾根に取り付く。

 稜線が近くなると植林のヤブになる。手入れされていない植林の枝が水平に伸びていて邪魔だ。

 1202mのピークあたりの稜線に出た。

  権現山にピストンし、雨降山・初戸方面に向かって登山道を下る。

 腰掛と初戸の分岐は全くわからなかったので、結局、初戸に下りる。

 整備された道だが、軽登山靴でおりたせいで膝が痛くなってしまい、時間が掛かった。

 初戸の集落に渡る橋の上からは、たくさんの魚が泳ぐ姿が見えた。腰掛まで車道を歩き、車に戻る。

  帰りにお風呂に寄りたかったけど、上野原I.Cまでの間になかったので残念。

   

 

  (コースタイム)

  腰掛(0:15)大久保沢出合(1:15)F4大滝(1:00)登山道(0:25)権現山

    (2:00)初戸(0:30)腰掛

 

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