久渡沢 ナメラ沢(沢登り)

 

           200.10.12  

 みー

                                                        

 

 

 

 

 

 

 

紅葉も始まるナメラ沢

   

 

   長く続いた秋雨も終わり、今日は晴天。

  久しぶりの天気なので、仕事を休んでキノコが沢山採れたと聞いたナメラ沢に行く事にした。

  上司にも恵まれ休みやすい会社だから、いいんです。

  朝6時に起きる予定が、みー猫に5時に起こされた。人を起こすとサッサと外に遊びに出て行った。

  その後は眠れず5時半に布団から出て、雁坂トンネルに向かう。

 

   雁坂トンネルの料金所脇の駐車場に車を止め、ゲートの閉まった林道を歩き出す。

  紅葉は始まったばかりで、山が黄色くなり始めている。

  コンクリートで固められた林道を35分程歩くと林道が終わり、沓踏沢橋と書かれた橋があるが、

  「この橋は、沓踏沢橋ではありません。ナメラ沢はこの上」と書かれた看板がある。

  登山道に入り10分程で「ナメラ沢」の看板があり、ここから踏み跡をたどって峠沢に降りる。

   峠沢を少し下ると、すぐ久渡沢と合流する。

  久渡沢に入ると、早速ナメが始まり綺麗だ。前回来た時より水量が多い。

  10m3段の滝を越えるとナメは切れ、少し行くと河原っぽくなり二俣になる。

   左俣のナメラ沢に入るとまたナメが始まる。

  やはり前回来た時より水量が多いようで、ナメが美しいと感じた。

  15m2段滝は左から巻く。巻くと言っても脇を歩くといった感じ。

  少し登りにくいナメがあっても、いずれも簡単に脇から登れる。

  ナメは続き、枝沢が入る毎に水量がだんだん減って来て、一旦開けたブナ林となる。

   2:1の二俣を過ぎると、すぐに左から枝沢が入る。

  ここから、急に小滝がボコボコしてきて、傾斜も急になって来る。

  傾斜がきつくなった沢を登って行くと、突然そこそこあった水流が消えてしまった。

  ここが1900mの水涸れの場所だろう。

  涸れた沢沿いに詰めて行くと、沢の窪みはなくなるが、踏み跡がしっかりついている。

   50分で登山道に出て、秋晴れの稜線を雁坂峠方面に向かう。

  今日は平日なので、誰にも会わないと思っていたが、男性3人に会った。

  雲取山から縦走して来た人と、雁坂を登って来た人達。どう見ても定年退職した年齢ではない。

  今日は甲武信小屋に泊まると言っていたが、私と同じく仕事を休んで来たのだろう。

   ヌメリスギタケの時期には遅かったようで、沢の中ではキノコの干物しかなかったが、

  下りの登山道ではキノコを探しながら下り、ブナシメジやムキタケ・ブナハリタケを収穫できた。

   

  (コースタイム)

    雁坂トンネル駐車場(0:35)林道終点(0:10)ナメラ沢下降点(2:10)水涸れ

    (0:50)登山道(3:45)雁坂トンネル駐車場

 

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