場所  西丹沢 世附川 樅ノ木沢

 

日時  20141026日(日)

参加者 田中、吉田、細田(記)

 

<行程> 

山伏トンネル 8:40 − 金山沢 10201040  樅ノ木沢 1100  稜線登山道 1500 − 山伏峠 1630

 

 

昨年訪れた西丹沢世附川を今年も同じ時期に再訪した。昨年は沖ビリ沢に来たので、今年は一本東側の樅ノ木沢へ行くことにした。
昨年は現地への移動に時間がかかったので、今年は朝630と早めの出発。河口湖、山中湖は霧の中。山中湖畔は紅葉がピークに近づいている。

山中湖畔のコンビニで、食料を調達する。日清のトムヤムクンヌードルを初めて見て、思わずゲット。
8
15くらいに山伏峠着。トンネルの山中湖側に車を止める。パッキングして出発。

東海自然歩道を菰釣山方面に向けて歩き、水の木分岐から支尾根を下る。紅葉が真っ盛りでとてもきれいだ。
金山沢までは、昨年と同じルートなので問題なし、と思いきや、西丸の北面を巻いてからよくわからなくなる。
ただまあ、どう下りても沢に着くので、下りやすいところを行く。
結局、昨年よりも少し上流で金山沢に出た。ここで沢装備を整える。
林道を下っていくと、2.5万図にも載っている、西沢に抜ける林道の支線がある。

樅ノ木沢は出合から1時間くらいは単調な河原歩きとのことなので、この林道を使って最初の部分をカットすることにする。
林道を歩いて行くと、他の人の記録にもあるように、西沢の手前にバスの残骸がある。
西沢に降りて、先の尾根を右から越すと、樅ノ木沢に出る。ここまで降りると紅葉には少し早い。

遡行を開始して30分ほどは、特に何もない。川は水の透明度が高く、水はあまり冷たくない。
左右の支流を遡行図で確認しながら行くと、トロの奥に4m、7mの滝があるところに着く。
田中先生が見に行くが、7mの上部が被っているとのことで、右から巻く。
他の記録で小さく巻くと懸垂になるとあったが、案の定最後のところがいやらしく、我々も懸垂で7m滝の上に降りる。
次の6m滝は一見難しそうだが、水流沿いを問題なく登れる。

しばらく進むと、ミ二両門の滝に着く。ここで昼食にする。
朝は晴れていた天気が曇ってきてしまい残念だ。
お湯をわかしてカップ麺を食べ、お茶を飲む。

ミ二両門の滝は、左側の滝の中央が登れる。この先の二俣は、遡行図を確認して左へ。この上からナメが出てきて美しい。
この沢は結構魚影が濃く、かなり上でも魚が走るのが見られる。

一度、ナメの下の直径3mくらいの小さな釜で吉田さんが魚を見つけ、私が手づかみをしてみたら、20cmくらいのヤマメがつかまった。

奥の二股は右へ。 遡行図にある5mと7mは右から巻く。少し前から降り出した雨がこのあたりで強くなり、合羽を着る。

しばらく行くとまた二股になり、迷ったが、沢底が低い左へ。

(この先、沢は大体北西へ向かっていた。右へ行くのが正解だったかもしれない。)
源頭部の岩場をいくつかこなし、最後は急なササ藪をこいで、登山道に出た。

小雨が降っているので、渓流シューズのまま下山。登山道沿いは紅葉が実にきれいで、小雨模様の天気が残念だった。

 

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