後山川:塩沢 諸左衛門沢

 

2013年7月21日

 

    晴れ

 

岩間 田中 細田 戸島 吉田  みー(記)

 

 

 

 

竜王役場に集合し、車2台で柳沢峠を越えて、雲取山の下にある三条の湯に続く、後山林道を車で入る。

片倉橋にゲートがあり、車はそこまで。今年は林道が崩壊したので、三条の湯には林道沿いには行けないと書いてあった。

林道を歩いて、塩沢橋まで40分ほどの道のりであった。

身支度を整え、塩沢橋から入渓する。

少し暗い沢であるが、小滝が多く、それなりに釜も深さかあって楽しい。

ゴルジュの最初の滝を越え、釜を持ったナメ滝は左から巻く。トラロープがフィックスぶら下がっているが、トラバースにはバランスが悪いフィックスで、田中社長がロープを出して登る。

連瀑帯は、田中社長が補助ロープで巻き気味に登り、フィックスする。その先は、もともとフィックスされた、太いロープを使ってトラバースする。

2時間近く歩くと諸左衛門沢出合で、その先に釣り人がいた。こんな東京近郊ではまともに魚は釣れないのではないか?と思った。

諸左衛門沢は水量が少なくなったが、ナメ小滝がいくつかある。50mのナメを楽しみにしていたが、土砂で狭くなってしまっていた。

やがて、水量は細くなり、水流のある本流左俣と水流がほとんどない右俣の二俣となった。

七つ石尾根を下るなら、右俣にいった方が近いと見て、水流がほとんどない右俣に入った。

枯れてガレ歩きとなるが、奥多摩の沢にしては、随分高いところまで水があった。

東へ進路をとりながら徐々に傾斜がきつくなるガレた沢を詰めていく。

ガレを嫌がり、4人は樹林帯に逃げ込み、2人はガレをそのまま詰めていき、諸左衛門出合から2時間半ほどで七つ石尾根に出た。

七つ石尾根には、林業用と思われるモノレールが設置されて駅やベンチまで設置されている。

人は乗せてくれないはず、何のための駅か不明。

モノレールが通る七つ石尾根は非常に急で、レールを掴みながらの下らないとならない急坂もある。

急坂にうんざりしていると、片倉沢に下りられそうな整備された道が出てきた。

こちらは歩きやすいが、緩いジグザクを繰返すので、なかなか標高が下がらない。

七つ石尾根の下りが3時間半と予想以上にかかって車まで戻った。

 

 今日は参議院の投票日。4人は期日前投票に行っていないというので、お風呂に入らず竜王まで戻った。

 

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