日原川:カロー川谷

 

2012年8月5日(晴れ)

 

数野、岩間、辻、田中、吉田 みー(記)

 

 

 

近場の沢に行こうという事になり、小瀬でヴァンフォーレの試合がない事を確認し、6時に小瀬に集合し、圏央道経由で日原に向かう。

東日原付近には交通整理の人がたくさんいて不思議に思うが、これは帰りに謎が解けた。

林道は日原鍾乳洞の手前の小さい駐車場で通行止めとなっていて車が置けず、林道分岐まで戻って大雲取林道に入って広い路肩に車を停めた。

大雲取林道も2キロ先で通行止めと表示があった。

 車を停めたところから40分ほど歩くとカロー川橋となり、右岸の道を歩きて堰堤の上に出る。

カロー川谷は日が当たらず暗い沢で、うわさ通り滑りやすい。

最初の3mの滝は右岸にトラトープが張ってあるが、岩間が右から登る。落ち口にホールドが乏しく、上からロープを出してもらう。

一つ目のゴルジュも2つ目のゴルジュも快適で楽しい。

今日は暑いので濡れる事に抵抗なく、巻くこともなく水に入っていける。

 F1は左からトラバース気味に登っていけるが、F2は直登できず作業道に上がり木橋を登る。

2つ目のゴルジュを過ぎるとただのゴーロとなり、変化のない沢となってしまう。                                     

小屋跡まで来るとすっかり遡行意欲を失ってしまい、ここから作業道を下る事にした。

作業道は沢沿いに明確についていて巻いた滝の上にかかる木橋を渡り、更に下っていくと入渓点に戻る。

暑い中、林道を下っていくと、日原鍾乳洞に観光客がたくさんきていた。

大雲取林道との分岐の橋の上から東日原に向かう道路には、鍾乳洞待ちの車が数珠繋ぎとなっていて、これは東日原の集落の先まで続いていた。

その後も続々を車が来るが、この人達は明るいうちに鍾乳洞に入れるのだろうか?と思った。

道が細くてUターンできないので、一度この渋滞に入ってしまったら抜け出す事ができない。

早い時間に来て良かったと思いながら、柳沢峠を越えて山梨まで戻った。

 

 

沢の記録に戻る