奥飛騨:下佐谷左岸支流

       (途中まで)

 

 

 

5月29日(日) 

 

 

 

岩間  みー記

 

 

美しい連瀑帯

 

 今日は台風も近づいてきているので、山菜を採りながら軽く沢を歩きに行こうと岳人の名古屋ACCの記録にあった奥飛騨の下佐谷左岸支流に行ってきた。台風接近のため、途中までしか行かなかったが、素晴らしい連瀑帯があると記載されていた通り、いずれも容易に登れる美しいナメ滝の連続と、豊富な山菜の収穫にも感謝して記録をUPしました。

下佐谷林道は通行止めの表示があったが、今日は工事が休みのため、入渓点となる橋のゲートまで入ることができた。林道はあまり道が良くなく、ウジカ谷を過ぎてからが長かった。

橋の脇から沢に下りると暫らくは河原が続く。雨は降りやまず、沢は笹濁りの中を歩いていくと、短いナメが出てくるようになると連瀑帯はもう近い。連瀑といっても全てがナメ滝で容易に登る事ができる。連瀑帯の先はまた河原となり、雨がだんだん強くなってきたので、タケノコを採りに転戦しようと同ルート下降をする。連瀑帯の左岸には巻き道があるので簡単に下れた。

シダに覆われた川岸を歩いていると、コゴミの匂いがする。山梨のコゴミは20センチくらいしかならないが、ここのコゴミは膝丈以上の高さであったため、コゴミだと気が付かなかった。残念ながら殆どのコゴミは葉が伸び切ってしまっていたが、遅出のカタツムリのように大きなコゴミを少し収穫。もう少し早く来ればコゴミの天国だ。ゲートの近くでウドを採り、林道を下る頃にはウジカ谷も濁流となっていた。

そこから沢上沢方面に山菜採りに向かう。こちらの道も工事中で、沢上沢の入渓点の少し先で工事中。今日は工事がお休みであったが、沢の終了点にある集落の手前でゲートがあって、そこから先は行けないので、適当な斜面に入って、飛騨地方に大雨注意報が出ている中、タケノコ・ウルイ・ゼンマイを収穫。雪が多い所は山菜が一度に出るので楽しい。

 

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