深南部 大無間岳    (雪山)

 

2004.2.1415 井口・臼井(樅の木)  岩間 堀内 みー(記)

 

   今年もまた、雪の深南部に行く事にする。雪の深南部はいい、暑くないしヒルもいない。

  夏であれば山伏峠を越えて井川はすごく近いが、このシーズンは太平洋にでないといけないので不便。

  19日の夜山梨を出発し田代温泉の前の駐車場で寝る。

  

   登山口は全く雪がなく春のようだったが、小無間の小屋に着く頃には雪が深くなる。

  臼井さんは足が長くパワーがあるけれど、私は既に膝下の雪でワカンをつける。

数年前の3月にみっちゃんとばあさんと3人で来たが、その時より雪はだいぶ多い。

小無間までは雪がなく「鋸歯」もなんの問題もなく越えたはず。小無間を越えてからラッセルだったはずだ。

今日は小無間のピークでテントを張る予定だが、雪がついた「鋸歯」のアップダウンはきつい。

樅の木の人達と岩間にはアイゼンは必要ないが、私はアイゼンをつける。

結局P1でテントを張ることになり、夜は雪が降ったようだ。

 

 今日もワカンでラッセルとなり小無間までいく。既に9時をゆうに過ぎているが大無間に向かう。

小無間を越えるとなだらかになりラッセルも楽になる。

ここがピークでは?と期待するところが出て来たが、まだ大無間は先である。

 やっと大無間に到着するが、暗くなる前に鋸歯を越えたいのであまり休まず下山をする。

昨日の木に積もった雪が溶け出し雨の中を歩いているようだ。

途中テントを撤収し、鋸歯の通過中に薄暗くなり始めたので、ヘッドランプの準備をし

私はアイゼンをつけ、念のためサブピッケルを出す。

みんな自分の力量にあわせ装備で、ツボ足・ピッケルなしの人も勿論いる。

 小無間小屋につく頃は暗くなり、下山したのは9時すぎだった。

お風呂にも入れず車を走らせ、家に着いたのは夜中2時を過ぎた。臼井さんは朝6時に着いたらしい。

  

   コースタイム  田代(4:30)小無間小屋(2:45P1(1:15)小無間(3:15)大無間(2:30P12:30

           小無間小屋(3:30)田代

           

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