とある沢

         (アイスクライミング)

 

         2015/2/1 晴れ

   

            岩間 田中   みー(記)

 

 白鳳会からの情報で「近場で50m滝×2、30m滝×1の滝を登った」との事。日向山に行くより、ずっと近い!

この情報に食らいついた私達と山梨アルパインクラブ。バン亀さんから状況を聞いて2月1日に行くことになった。

 

ゲート手前に車を停めて鉄砲撃ちの人達と一緒に話をしながら出発。

「あっと天狗の方にもいい滝があるよ。」と教えてくれたが、天狗とはどこの事なのかさっぱりわからなかった。

途中の林道を鉄砲撃ちの人達は右へ、私達は左へと別れた。

その先も山梨アルパインの人達が歩いたトレースがある。

遊歩道に入ると、ここは崩壊しており、徒渉の繰り返しとなる。話では1時間ほどで滝があるようであったが、木曜日に雪が降り、雪はどんどん深くなるばかり。

結局3時間近くたった頃、滝が見え、登り出している人が見えた。

山梨アルパインの人達のトレースがなかったら、私達は途中で引き返していただろう。

1時間少し歩いた辺りに、半分くらい溶けた滝があったが、もしかして「これが先週は凍っていた1つ目の滝」だったのではないか?

その先から、どんどん雪が深くなったので、この滝までなら近い。

 

山梨アルパインの人達にトレースのお礼を言って、私達も登る。

左のラインを登っていたので、私達は右のラインを2ピッチに切って登ることにした。

50m2段でよく凍っていて、傾斜はきつくないものの、上部は左右にも動きあり、一歩足を出すのにためらってしまう立体的な変化に富んだ滝で面白い。

 そのすぐ上にも下部が氷柱状になった滝があったが、アプローチと50mの楽しい滝に満足したので、ロープ2本で、木の根で支点をとって懸垂。

1本登って、私達は先に帰る事にした。

下りも2時間少しかかって車まで戻った。

50m2段の滝:全景が入らないよ 

上部の登りだし

 

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