日向山 ヤチキ沢

 

 (アイスクライミング)

 

          

1/17(日)

 

 同人渓と風

 ぽち兄

雪稜 岩間 田中 みー(記)

 

                F2→

        

 甲府でも氷点下5度以下になる寒い日が続いているので、ヤチキ沢も凍っているのではないか!と行く事となった。

7時半に韮崎運動公園に集合し、神宮川沿いの林道をゲートの手前の路肩に車を停めて、林道を歩いていく。

林道がくの字になった少し先の右岸の沢がヤチキ沢だ。

先週、甲府でも雪がボトボトと降ったわりには、雪は積もっていないのだが、沢の結氷が非常に甘い。

以前来た時(十年以上前の話か?)には、氷のナメの快適に歩いたそうであるが、

今回は、アイゼンをギシギシさせて、雪の積ったゴーロを歩いている感じであった。

 本流が右に曲がるとF1。登れる程度には凍っていた。

F1を過ぎると、沢床の結氷状態が少し良くなり、歩くのが少し楽になった。

続く幅広のF2は、滝の上の傾斜のない凍ったナメが続いていた。

 間もなく三俣となり、左から水が流れた支流、凍った小滝が見える右支流、私達は真ん中に入る。

やがて現れたF3は結氷していなかった。唯一ロープが必要と思われた滝は登れず、右から高巻くが、あまり良くない。

F3を高巻いた後は、右の尾根にあがって稜線を目指す。風化した花崗岩が出てくると、あと一息で稜線。

プラブーツの人には辛い、傾斜のある登りであった。

 稜線で大休止をし、北東に伸びる尾根を下降する。

標高1500mで左の尾根に出ようとしたが通り過ぎてしまった。

暫く下っていくと、鹿道とは思えない立派な道が現れた。

そのまま立派な道を下っていけば良かったのだが、鞍部の手前の小尾根で、左下にピンクテープが見えたので下っていく。

結局、沢床に追いやられ、懸垂を数回して林道まで下る事になってしまい、時間が掛かってしまった。

あのまま、尾根を下っていたら楽に林道に戻れたのだけれど・・・

 アイスハイキングというより、山に登ったと感じた一日であった。

 

<コースタイム>

  ゲート手前(7:58)−ヤチキ沢出合(8:38)−三俣(11:00)―稜線(12:23)−ゲート手前(16:05)

 

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