甲府市:黒平 

    (雪山+アイス講習) 

 

      2008.2.4

 

        天気  雪

         参加者 5名

 

 

 

  

 

  下流部をアイゼンの練習をしながら河原をいく

 

  今シーズンから雪山を始めるメンバーがいるのでアイゼンワーク等の訓練を兼ねて黒平に行ってきました。

 アイゼンが必要のない道をアイゼンつけて、ピッケルを杖代わりに持って歩くだけより

 今年揃えたアイゼン・ピッケル・ハーネス等を全部使える山行を考え、しかも盆地から近という黒平に行きました。

  ここは、初心者のアイゼンワークやロープワーク、アイスクライミング体験、リード練習等の講習の向いたエリアです。

 遠くからきて登る滝か言われると答えようがないのですが、滝も幅広でトップロープ張り放題、

行き詰まりの滝は「随分高いところまで登った!」という感もあるので講習会にはお勧めです。

 

  朝7時に敷島文化会館に集合。盆地でも既に雪が積もっていた。

 黒平に向かう山道は20センチくらいの深さの雪。途中からで車が通った跡がなかったが、突然「マウントピア黒平」からワダチが出現。

 東京からアイスクライミングに来た2組が「マウントピア」の駐車場に泊ったそうです。

 この道路は生活道路なので帰る時には除雪されていました。

 

  上黒平手前の建設会社の対面に車を止めて出発。

 例年の2月であれば川床がほぼ全面結氷するので、アイゼンワークやシングルアックスの練習にもってこいなのだが、

 今年は雨や雪が多いせいか川床がほとんど結氷していなかったです。

 下流部は小さい段々に凍るので、アイゼンワークするのに丁度いい。シングルアックスで登ったり、ちょっとした小滝はダブルアックスで・・・

  行き詰まりの滝の中段には立派な立木があるので、シングルアックスで登って懸垂で下降する。

 登りはアイゼン・下りは懸垂下降と一度で2つの練習ができる。

 最後に、行き詰まりの滝を全員で上まで登った。下を覗き込むとなかなかの高度感があります。

 ロープ2本で懸垂で下り、右岸にある作業道を帰りました。

 

  途中の小滝はダブルアックスで越えます

 

  

  雪の下は氷です。シングルアックスで登り

、懸垂で下ります

行き詰まりの滝は雪を払いながら登る

   

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