2009年6月の月例山行報告  

 

<行き先>  海谷駒ケ岳

<山行日>  2009.06.14(日曜日)

<天 気>  くもり時々小雨

<メンバー> K野  M本(記)

<コースタイム> 三峡パーク ⇔ 駒ケ岳山頂  登り=2:00 下り=1:15

   

 

13日 20時過ぎに韮崎を発ち、14日0時過ぎに新潟県糸魚川市内の海谷三峡パークに到着。

    翌朝の晴天を疑うこともなく、パーク内でテント泊。

 

14日 4:30頃 起床。

まさかの強い雨音に目覚め、シュラフの中で雨上がりを待つ。

5:30頃、ようやく雨が上がり出発の準備にとりかかる。

 

6:10  登山開始。

霧雨の中、まずは駒ヶ岳を目指し、できれば渓谷周遊をと天候の回復に期待するのだが・・・

・前半は緩やかな上り坂、登山道の伸びた草は刈られていて歩きやすい。

    傍らにはフキやワラビがみられる。

前半も終わりのころ残雪が現れるが、登山道はそれており雪上を長く歩くことはない。

    ・中盤からは急登となり、ハシゴ2箇所にロープ多数と腕の力を使う箇所が多くなる。

霧雨はおさまったが視界はよくならず、金玉スクミなる場所でも何も見えない。

    心地よいブナの森。 高湿度と運動量の多さに沢山汗を流す。

    ・後半はまた緩やかな登りとなり、水芭蕉、銀竜草、岩鏡などの花を目にすることができる。

      

8:10 駒ケ岳山頂に到着

誰もいないので貸切。 残念ながら山頂からの展望は得られず。

ゆっくりくつろぎ天候の回復を待つが、一瞬空は明るさを見せるものの、

晴天になることは望めないためパークへの下山を決定する。

     

8:40 下山開始

・登りと同じ道の下山、泥も根っ子もとにかく滑る。 なのに速く安定した歩きを見せるK野さん。必死で後を追うM本。

    ・中盤の急斜面では小雨も降り出しかなり危険。 ロープをつかむ手がヒリヒリしてくる。

    残雪を通り過ぎ、安全な箇所にたどり着いたところでホッとする。

・後半は雨も上がり、ワラビ取りをしながら緩斜面を下る。

     

9:55 パークに帰還

    ロープが多かったため、腕の疲れと手の平の痛みを感じる。

    天候の回復無く不完全燃焼となったが、また来ることを心に決め登山を終える。

周知ではあるが、1,498mという数値から想像できない面白さを楽しむことができた。

 

10:10 パークを出発

深い霧の中、三峡パークを後にする。

    帰り道、雨飾荘の露天風呂に寄り、蝉時雨の中でのんびりと湯に浸る。

14:35無事、韮崎に到着。 山梨の天気はとてもよかった。 

                          終わり

 

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