阿武隈川:白水沢 (月例山行)

 

 **沢登り体験**

 

2008.0.23

 

  天気  曇り      参加者 5名

  

ロープがあれば怖くない

綺麗なナメもありました

 

今回、沢登り初体験のメンバーがいるという事で行き先を考える。

綺麗で、遡行時間も短く、上まで抜けられるが詰めが易しく、初心者も快適に登れる滝があり、自分達も行った事がない沢。

という事で、白河ラーメンも食べられる「那須の白水沢」に決定。

  前日の夜、小瀬スポーツ公園に集合し福島に向かい、那須高原PAで仮眠をとる。

 翌朝5時半に起きて甲子温泉に向かい、大黒屋旅館近くの空地に車を停めて出発。

 

  那須高原PAでは穏やかな天気であったが、甲子温泉につくと風が強く寒い。

 秘湯の宿といった風情が感じられない大黒屋の敷地を横切り、橋を渡った先の堰堤から白水沢に入る。

 動きの遅い台風の影響で、昨日まで雨が降り続いていたので、かなり増水していた。

 2mの滝は越えられるが、続く8mの滝は水量が非常に多いので衣紋滝下まで遊歩道を使った。

  30m衣紋滝は左から巻いたが、それ以外の滝は直登でき、時々綺麗なナメも出てくる。

 短い沢だけあって、気が付くと出発時点より、水量は減って穏やかな沢となっており、景色を楽しみながら歩く。

南沢のように快適な滝が次から次へと出てくる楽しさはないが、美しさは白水沢のほうが上。

 やがて二俣となるが、水量はあきらかに右俣のほうが多い。

地図で確認し左俣に入るが、左俣はガレで埋まりかけたような枝沢のような感じだった。

 左右の沢に滝がかかる二俣を左に入り10m2段の滝を登ると、右俣の連続するスラブ小滝がよく見える。

 緩やかなスラブが続く枝沢が左から入り、さらに右の本流をいくと綺麗なナメ地帯があり、それを過ぎると三俣となる。

 三俣を左に入っても水はなかなか涸れず、最後に薄い藪を漕いでいくと登山道に出た。

  登山道から甲子温泉に戻り、露天風呂が素晴らしい「みはらし荘」(¥800)で汗を流し、

 白河ラーメンをお腹いっぱい食べて山梨に戻った。

 沢登り初の人には滝の数が少々多く何度もロープを出しましたが、沢のおおよそが感じられる楽しい沢だと思います。

 

 

 <コースタイム>

   大黒屋(6:49)−衣紋滝した入渓(7:26)−(10:40)最後の三俣−(11:17)登山道−大黒屋(1:37)

 

 

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