男山ダイレクト:マルチピッチ

 

 

    2016.11.20   晴れ     岩間 川島 ポチ兄さん 記 みー

 

         

韮崎に集合した時は弱い霧雨であったが、野辺山方面まで行けば霧から抜けるだろうと出発。

途中でポチ兄さんを拾って、標高をあげていくと予想通り快晴。

信州峠を越えて男山登山口に向かう。

 

市営住宅手前の広い路肩に車を停めて、取り付きまでの記事の説明通り歩いて行く。

まずはイノシシ除けの柵のある登山口から1時間弱で林道が二俣になる。

左に入り少し行って沢を渡り、ザレ気味の急斜面を登って尾根に乗る。

尾根を忠実に歩いていくとワイヤーが出てくるが、そのまま歩いて行くと、尾根が真っ平らになるので左に見えるコルに向かってトラバース。

尾根を少し歩くと少し大きな岩が出てきた。

基部が平になっているので、ハーネスを付け身支度する。

もう少し登ると第一岩峰となる。

ここで3人はクライミングシューズに履き替え、ロープを結んだ。ポチ兄さんはアプローチシューズのまま登ります。

〈1ピッチ目〉

途中の松まで支点はなし。松の手前がスラブ状で嫌らしい。

〈第2岩峰まで〉

ロープをしまわず、樹林の中をロープを引いていく

〈2ピッチ目〉

残置ピトンを使ってクラック上を登る

〈3ピッチ目〉

記録ではここでピッチを切らずに登っているようだが上の状況がわからない事とロープの流れを考えピッチを切る。

〈第3岩峰まで〉

第3岩峰まですぐである。

先行パーティが浮石が多く、ロープの流れでも落石の可能性があるから気をつけてと叫んでいたので、少し手前で登り終わるのを待つ。

このルートの核心と言われる出だしは残置ピトンが2本あり安心だが、核心の上のなだらかになったところに浮石が溜まっている。

落石に気を付けて登る。

〈山頂まで〉

あとはコンテで山頂まで、振り返ると絶景だ。

 

ルート名の通り、男山山頂にダイレクトに突き上げた。

岩も脆い所があったり浮石も多いが、ロケーションは素晴らしい。

アプローチ2時間でクライミングが1時間少しと言ったところ。

急な登山道を下って林道に出て車まで戻った。

 

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